銀行員の愚痴② ~支店長絶対主義~

こんにちは。弁当おやじです。

今日は愚痴第二弾です。

今日は、銀行ならではの支店長絶対主義について話したいと思います。

銀行では支店長が絶対的存在です。その理由は実にシンプルです。

銀行は人事がすべてであり、人事評価はすべて支店長の評価で決まるからです。

私なんかは銀行の営業でしたので数字の目標もありました。数字を達成することは人事評価を上げる要因の一つではありますが、イコール出世することには繋がりません。

なぜか??

ほとんどの銀行では4月に目標を設定して、6か月毎とか1年毎に評価を行います。

でもこの評価っていうのが結構あいまいなんですよね。

実績が悪くても、あれやこれやと色々やりました、頑張りました的なことを評価の際に書くことで、実績が悪くとも、評価を上げることは可能だったりします。

もちろん全く実績がなければきびしいですけどね。

10年以上銀行営業をやった私からすれば、実績の50%以上は【運】です。

たまたま取引先におおきな設備資金ニーズがあったり、たなぼた的な実績も多いです。そうすると、「こいつは実績上がったけどたまたまだな」とか、「こいつは実績上がってないけど、運がなかっだけだな」ということがあります。

だから、言い方を選ばず言うと、実績がなくても、支店長が「こいつは頑張っているから(俺のお気に入りだから)評価してやろう!」となりがちなんです。

怖いですね。。

だから支店内での振る舞いもとても大事で、いかにも私頑張ってます、色々お客さんとうまくやってます、とアピールすることで、評価を上げることもできます。

そして評価はすべて支店長が判断し、本部もそれを鵜呑みにします。まあ実際に仕事ぶりを見ていない本部には評価できないので、支店長評価=会社の評価となります。

そうするとどうなるか、、、 支店長に気に入られることがとても重要になります。

名誉を守るためにいうと、銀行員全員がごますりではないし、ごますりを嫌う支店長もいますので、気に入られ方は人それぞれです、、が

唯一の原則は支店長に嫌われれば、出世は難しいということです。

支店長も人ですから、好き嫌いはあります。この評価体系の曖昧さは私が大嫌いなところです。

そんな評価体系なのに、若いころ先輩によく言われました。自分のつかえてる支店長を出世させることがお前らの役目だ、、と。

はっきり言います。気持ち悪いですね。。

そもそも「つかえる」という言葉がおかしいですし、好きな支店長ならまだしも、尊敬もできない支店長を出世させるなんで、なんておかしな話でしょうか。俺は奴隷じゃねえよ。

本当にとりはだもんですね。

悪いことばかり言うのもあれなので、、

一応こんな実例もありますので、書いときますね。

〇 支店長と大喧嘩して、絶対飛ばされると思ったら、こいつは骨のあるやつだと評価されて栄転した。

〇 ごますりが嫌いなので、支店長とは一切仲良くしなかったが、圧倒的な実績を上げることで。支店長も高い評価をしないわけにはいかず、栄転した。

本日はこんな話でした。



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銀行員事件ファイル② ~夜逃げ~

こんにちわ。弁当おやじです。

今日は事件ファイル②です。

今日は銀行員っぽい話、、本当の事件です。

銀行はお金を貸しています。数千万は当たり前、数億円貸すこともあります。

そうすると、当然返せさなくなる人もいますね。

そういう時、どうするか。普通は銀行に毎月の返済額を減らす、もしくは利息だけ払って、元金はしばらく返済しないという対応をとってもらえないか相談するんですね。

でもそれでもどうしようもない時は、倒産するということになります。倒産には民事再生とか、色々方法があるのですが、それはまた今度。

いきなり銀行に倒産のFAXが届くとかも、銀行員であれば経験したことがある人は多いと思います。今回はそんな倒産の話です。

取引先にある日電話をしたら、連絡がつかなくなったことがあります。中小企業であれば数日くらい連絡がとれなくなることは結構あります。

この取引先は3日連絡がつかず、社長の携帯も繋がらず、銀行員の直観として嫌な予感がしたんですね。

それで私は事務所を見に行きました。

銀行員としての現場確認はとても重要です。会社の雰囲気や従業員の表情からも倒産の予兆なんかはあったりします。

事務所に行くと、電気もついていない、当然開いていない。。。。。

これはやばい。。。。

急いで帰って上司に報告し、上司と現場を見に行きました。結果は同じ。。そりゃそうだ

それからは銀行員が行うことは色々あります。

まずは何とか連絡つけるということが最大の目的になります。登録の電話番号が他にないか、社長の連絡先、HP、あらゆる手段で連絡先がないか探します。

次は口座を見ます。口座の動きがあるか、取引先から入金はあるか、おかしな動きはないか、手形を振り出していれば不渡りになっていないか。

本部へ報告しますし、場合によっては口座からお金を引き出せないように設定します。

数日間バタバタして、そのころには方向性がでます。今回のケースでは貸出を回収するということでした。

今回のケースは資金が足りなくなったことによる社長の夜逃げでした。預金が残っていれば、預金から返済を行う。保証人がいれば保証人に請求を行います。このケースでは預金はなく、保証人は社長本人なので意味なかったです。どうしよう・・

でも実は、、もし回収できなくても、全額が銀行の損失になるかというとそうでもありません。

今回のケースもそうなのですが、小さい会社向けの貸出はそのほとんどが保証協会付貸出になっています。保証協会というところが、会社が倒産した場合、貸出額の80%~100%を保証(補填)してくれるんです。

もし5000万の保証協会付貸出を行っている先であれば4000万は信用保証協会が補填してくれます。銀行の損失は1000万になります。

だから倒産のリスクが高そうだなーという取引先には、保証協会付貸出を提案することが多いんですね。

半沢直樹のような5億円の貸出(しかも信用保証協会付貸出ではない)が損失となることは実はかなり珍しいです。そういえば半沢直樹放送延期になりましたね。。コロナめ。。

銀行員が倒産に敏感になるにはいくつか理由があります。

①自分の審査が間違えていた。。
これは銀行員として否定されたに等しく、非常に恥ずかしいし、悔しいことです。

②銀行に損失を出してしまう。
5000万を1年間、2%の金利で貸出をした場合は得られる金利は100万くらい。それから資金を持ってくるためのコストもあるので、いいとこ50万くらいですね。銀行はこういった小さい積み重ねで収益を得ています。これが一気に1000万という損失が出てしまうのです。正直冷や汗が止まらない。。。。。

こんなリスクを内包しながら貸出金額自体は伸ばしていかないといけない。。それはとても大変なことですね。

でも融資審査は自分だけでなく、上司も見てOKを出しているので、自分一人で抱え込む必要はないです。むしろ上司、支店長が焦るべき話ですね。

でも実際は責任のなすりつけあいになることが多いですかね。。いい上司も当然いますが。

今回は3000万の貸出のうち80%が保証協会で保証されたので、実際の損失は600万くらいでした。若手のころでしたので、自分の出世や評価には全く影響ありませんでした。

これも一つの良い経験ですね。



銀行員の愚痴① ~法人営業の苦悩~

こんにちは。今日は本ブログの主旨でもある愚痴です。

銀行員って精神的に辛い職業なんです。

今日はその理由を書きます。

銀行員って主に5つくらい仕事があります。

法人営業、個人営業、債権管理、窓口事務、住宅ローン ですね。

この中で銀行員の花形は間違いなく【法人営業】なんです。

将来支店長になる人や、出世コースを歩む人がだいたい法人営業です。

では法人営業ってなにやるの?? というところですが、、

最大の業務は【収益】と【貸出】です。

貸出はそのままですね。法人が業務を行うのに必要な運転資金や設備資金を貸して、金利をもらいます。

今はこの金利がとにかく低い!優良企業なら1%未満も珍しくないです。

特に私がいた某メガバンクは本当に低い金利(0.5%以下)もよくありましたね。

この低金利が銀行の収益を圧迫している最大の要因の一つになります。

では、収益って??? ここが法人営業の最大のストレス要因ですね。

収益は貸出を行うときに金利とは別に手数料をもらいます。

たとえば10億の貸出を行うときに色々なスキームを提案してスキーム提案手数料や、色々な条件(毎月資料の提出をして管理する等)をつけて、その対価として手数料をもらいます。融資取扱手数料なんて呼ぶことが多いですね。

こういうと聞こえはいいですが、ようはどうしてもお金を借りたい人が金利以外に高い手数料を払って、融資を受けるんです。10億なら相場は3000万くらいです。

銀行はこの手数料で低金利分を補ってるんですね。

銀行は貸出のリスクの対価として金利をもらい、スキームの対価として手数料をもらうのですが、ここの線引きがかなりグレーゾーンです。

銀行の強い立場を利用して手数料を取ってるケースがかなり多い、、これが実態です。。

銀行の内部ではこの収益が最も重要視されます。
メガバンク、地銀も同じです。

若い時は純粋にお客さんの役に立って、銀行員って面白い!と感じていましたが、年月が経ち、役職があがると、自分の数字を達成する為に手数料をもらい、それをリスクがある貸出だから仕方ないと正当化するようになります。

銀行も営利企業なので、仕方ないかもしれないですが、これが今の銀行の実態であり、私が嫌気がさした最大の理由の一つです。

営業目標を詰められ、お客さまからグレーな手数料をもらってるんですね。。





銀行員事件ファイル①  ~変なお客様~

どうも弁当おやじです。

これから銀行員時代の事件簿を投稿していきます。
全部実話なので、是非楽しんで下さい。


【事件①】どこにでもいる変なお客さま

これは、銀行員あるあるの代表格ですね、間違いない( ´艸`)

どの銀行のどの支店にも支店の全職員が知っている人がいるものです。

そのほとんどがご高齢か、なにかしらの障害をお持ちの方です。

認知症になってしまい、毎日銀行に電話をしてきたり、窓口に
きたりします。。ただこういう方々は仕方ないと思います。

でも、、それ以外にも変な人がよくいます。。

私がお会いした人は、全部英語で会話しようとする人です。。

バリバリの日本人なのに、銀行の窓口にくるとなぜか英語なんです。

「キャッシュ!プリーズ!」 「ブランチリーダー!!カモン!」

わかりますか?

一つ目はわかります。現金を引き出したいのでしょう。

二つ目は、、「ブランチ」=「支店」、「リーダー」=「長」。。

「支店長を出せ」です。

伝わりますし、理解もできます。

でもお客さまも職員も日本人ばかりなのになぜか窓口で大声で「ブランチリーダー」と叫ぶ姿はかなり面白いです。

ちなみに支店長はブランチマネージャー(branch manager)が正しいですね。

日本の会社で英語が公用語となっていたり、世間では出川イングリッシュがリスペクトされている中、こう思うのはおかしいかもしれません。。

でもやっぱり変な人でしたね。。( ´艸`)



元銀行員が愚痴るブログ

こんにちわ!!

私は元銀行員で10年以上、某メガバンクと某地銀に勤めていました。

でも、、、、今はしがない弁当屋をやっています。いわゆる自営業というやつですね。

なぜ私が安定している銀行員を辞めてしまったのか、、

知り合いや親戚にも銀行員がたくさんいる私ならではの話を愚痴も交えて、

話していこうと思います。(たぶん業界情報めちゃ詳しい笑)

銀行員ってなにやっているの?就職、転職考えてるんだけど、、

という方は、ぜひ参考にしてくださいませ。