銀行員のあれこれ① ~コロナウィルス特別版~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は、コロナウィルスに対する銀行の動きを書きたいと思います。

コロナウィルス、、怖いですね。。

恥ずかしながら、少し前まで、インフルと変わらないじゃん、大したことないし、騒ぎすぎだよ、、と思っていた一人なので、昔の自分を殴ってやりたいです( ´艸`)

さて、銀行の対応についてです。

銀行はコロナウィルスの緊急事態宣言においても、業務を継続すべき業務に指定されています。まあ企業の決済(振込)関係をストップさせるわけにはいかないので仕方ないですね。

先週、今週くらいから、かなり異例な対応しています。

本部では在宅勤務の人数がどんどん増えていますが、これはどの企業も一緒です。

一番驚いているのは、支店の対応です。

人数を半分ずつに分け、交代勤務をやっているところが増えてきています。

これって実はかなり凄いことなんです。

なんでかというと、支店においては、在宅勤務というのは全く意味をなしません。なぜなら家にいてもやることがなんにもないからです。

在宅勤務という名のただの休みになっちゃいますね。でもそうすると有給にする必要が出たりするので、苦し紛れに在宅勤務扱いにしている、、という状況です。

つまり、、単純にいつもの半分の人員で仕事を回しています。入店制限をしたり、休憩時間を設けているところも多いですね。

ただこれって言葉でいうほど簡単じゃないです。

一般のお客様の対応をしている部署でも、業務は多岐にわたります。

新規口座開設、諸届(住所変更、名義変更、解約等)、定期預金作成、運用(国債、投資信託等)、為替(振込)、現金係、相続手続 などなど。

支店における業務は細分化されており、人によりできる業務は限られており、全部の仕事ができる人はほぼいません。。

結果として少ない人員で慣れない業務も行わないといけないです。

個人的には色々なところでお客様の不満が出ているのではないかと思っています。

職員もいつもの倍以上は疲れるでしょう。

聞いたところによると、来店客も普段よりは減少しているものの、一定数の来客はあるみたいですね。

在宅勤務の方がこの機会に銀行に行っていることもあるかもしれません。

元銀行員の立場としては、こういう状況なので、支店の職員もみんな不安な気持ちで一生懸命働いてますので、極力来店しないということと、もしどうしても行かないといけない場合も、状況をご理解いただき、大きな心で見ていただきたいですね。

今はスマホやATMでほとんどの手続きはできると思いますので、是非お願いしたいところです。ちなみに営業を自粛しているところも多いです。高齢者宅に訪問しての運用商品提案や法人に訪問してのセールスも感染リスクは高いですね。

ただ、法人担当は今は忙しいです。

コロナの影響で売上が下がってしまった取引先から大量の融資申込がありますね。保証協会付や日本政策金融公庫での無利子融資がほとんどです。

私が現役行員だった時も同じような状況がありました。東日本大震災の時です。

あの時も震災関連の融資申込が相次ぎました。

あと、意外に大変なのが、融資返済の期限延長、銀行ではリスケ(リスケジュール(計画の変更)の略)と言われます。

予定通りの返済ができなくなったお客様、今だと飲食関連ですかね、から返済額を減らしてほしいとか、返済を待ってほしいという依頼が殺到していると思います。

その為、今銀行員も結構大変な状況だといえると思います。

最後に、、コロナ対策でこうしたらいいと思う個人的見解を書きます。

このままでは、感染者は減少しないし、終息まで長い時間がかかると思います。その為、2か月間は一人当たり10万/月くらいを支給して、企業も含め、営業停止させる。2か月たってもおそらく終息はしていないものの、感染防止を行いつつ、特効薬ができるまで経済維持と感染防止を両面で進める。

なんにせよ、、早くおさまってほしいものです。皆さん辛抱しましょう。。







銀行員事件ファイル④ ~私が見たセクハラ現場~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は私が見てきた銀行のセクハラ現場です。

まず、だれがセクハラをするか、、ですが

ほとんどが支店長です。

これは以前も書きましたが、銀行の支店は支店長絶対主義があります。

その為、支店長は中小企業の社長みたいなものなんですよね。基本的に支店長の意見に反対するものはいないので、周りはイエスマンだらけになることが多いです。

そうすると、調子に乗り、勘違いをしてしまうことが多いのです。

また、銀行は飲み会がかなり多いです。そして飲み会のときには、男性だけでは盛り上がりにかけるので、若手行員が中心に女性陣にも参加をお願いします。

で、大体飲み会の席では、支店長の両隣は女性が配置されるんですね。

自分で書いていて、気持ち悪いなと思います。今となっては古い体質だなと思うのですが、若手時代に先輩に刷り込まれたせいで、当時はそれが当たり前だと思って私もやっていました。

教育と習慣というのは本当に恐ろしい。。

とまあ、こんな感じに支店長がますます調子に乗りやすい環境が整うんですね。

実際に私が見てきたセクハラ現場は色々あります。

一番よくあるのは、お酒の席で肩をもんだり、手を触ったりですね。これは完全にアウトなんですが、一番多いです。

あとは、個人的にやばかったのは、他の行員も見ている中で胸を揉んでいるのを見たことがあります。これは本当にやばくて一気に酔いがさめたことを覚えています。

ほんとドン引き。。

そういう意味では、日常的なセクハラではなく、お酒の席でのセクハラが多いと思います。

そういう懸念がある上司がいる場合、飲み会は絶対に回避しましょう。

あとはカラオケルームの個室に呼んで、、的な話も聞いたことがあります。女性から聞いたので間違いないと思います。

では、その後はどうなるのでしょうか。

私が見てきた中では、軽いセクハラは何事もなかったかのように、翌日仕事をします。嫌な思いをした女性陣は二度と飲み会に来ないですけどね。

あとは銀行には匿名でセクハラを訴えられる電話窓口があるので、そこに連絡が行きます。

そのあとは人事による事実確認(現場にいた人へのヒアリングや普段の仕事ぶり)を行い、クロの場合はだいたい次の人事異動で飛ばされます。

残念ながらセクハラではクビにはなりません。言い方悪いですが、その後も高給をもらいながらのうのうと生き延びます。

中には、事実確認のうえ、飛ばされない場合もあります。まあ女性サイドの訴えが認められなかったんだと思います。

でもその場合のほうが、そのあとがやばいです。

支店長が何をいっても、その女性は無視しますし、もはや仕事になりません。少しして女性の方が通常の人事異動となりました。

私が思う銀行員がセクハラしてしまう理由はこうです。

〇 支店長に権力があつまり、勘違いさせてしまう。

〇 日常はとても忙しく、支店長も行員もストレスフルな状況で働いている。

〇 飲み会の場で溜まったストレスを発散することが多い。

その為、仕事中はセクハラは起きづらく、飲み会の場が危ないんですね。

そういう現場を見てきた経験からすると、セクハラは不幸になります。ストレス発散したければ、夜のお店に行くべきです。女性ももしその場でなったら全力で逃げるか、だれかに助けを求めて下さい。誰か助けてくれると思います。

本日はこんな話でした。



銀行のいいところ② ~街作りに自分が関われる~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は銀行のいいところ第二弾です。

銀行員を長年やっていると、毎日のように、色々な融資案件の話があります。

私が某メガバンクで社会人2年目から法人担当として仕事をしました。

そんな右も左も分からない新人ですら、1か月に1億円くらいの融資をしていましたし、年次が上がってくると、1か月2億~3億円以上のペースで融資をしたりします。

一番多いのは運転資金という日常的に必要となる資金ですが、金額的に大きいのは設備資金といわれるものです。

特に不動産関連の融資はとても金額が大きいですね。

ちなみに話はそれますが、地銀はメガバンクより不動産案件が非常に多いです。それは地銀とメガバンクのビジネスモデルの違いもあります。また別記事でも書きたいと思います。

私が最初に行った大型融資は広大な土地を買い、それを造成(地面を平らにしたり、土を盛ったりすることで住宅を建設できる状態にすること)し、色々なハウスメーカーに販売します。

私は当時地方にいたのですが、社会人5年以内の若造時代です。融資額ですが、、

なんと20億円。。。すごいですよね。。

ここまで大きい案件はそんなにあるわけでないものの、若手の5人に1人くらいは、これくらいの案件に携わっていると思います。まあこれはメガバンクのほうが確立は高いと思います。

これくらいの融資になると、支店長や課長も含めて審査部と戦い、審査の決裁を取ります。とても苦労した記憶がありますね。。非常に良い経験でした。

この案件で何が嬉しかったかというと、

どんどん家が建ってきて、自分が街づくりに関わっているという実感があったことです。

当時は若手で上司からは毎日叱られるような時代でしたので、この経験は自分自身を支えるという意味でも非常に嬉しかったのを覚えています。

家の数は全部で300くらいです。自分が関わった融資が300の家族の生活や人生に関われているというのは嬉しいものです。

この案件は銀行の中でも高い評価をもらいました、もちろん嬉しかったです。

ただ一番嬉しかったのが、融資をしたお客様と一緒にお酒を飲みながら感謝を頂いたことです。

こういった経験が私の自営業への決断にもつながっています。

自分自身が人生において何に喜びを感じられるのかということはとても大事なことだと考えています。

次に社会人5年目以降に関わったのが大型病院の建設資金でした。

その金額ですが、、

25億円です!!

これも一番最初の案件と似ているかもしれませんが、

病院がどんどん出来てくるのは、まるで自分の家が建っていくのにも似たなんともいえない満足感と嬉しさがあります。

そして最初の案件と違うのは、

この病院を通じて、何千、何万という患者さんが病気を治すため、社会貢献ができていることです。

もちろん医者の先生や看護師さんの尽力によるものですが、銀行員というのは勝手なもので(というか私個人かもしれませんが)、まるで自分のおかげだと思い込むことができます( ´艸`)

この二つの案件は非常に思い出深いものです。

ちなみに私が手掛けた融資の中で一番金額が大きいものは50億円くらいです。当然非常に大きな案件でしたが、街に自分が関わった案件であったこの2つの案件を超えるものではありませんでしたね。。

この2つの案件を行っているときは、普段の数字に追われる自分から解放されるという点も大きかったです。

理由としては、

〇 この案件を仕上げれば、自分の目標数字が達成できる。

〇 自分の銀行員人生でもなかなか出会えない案件だと本能的に理解しているので、銀行員として純粋に仕事に取り組める

もし、こういう案件にずっと携われる環境があれば、そんな幸せなことはなかったと思います。

よく銀行を志望する理由として、海外の大型プロジェクトファイナンスに携わりたいという人がいます。例えば鉄道や橋とかインフラに関わる大型融資のことですね。

当然やりがいはすごくあると思いますが、私のように、国内でも十分にやりがいのある案件には出会えるということだけ最後に書いておきたいと思います。





銀行員の愚痴④ ~マイナス査定文化~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は、銀行のマイナス査定文化について書きたいと思います。

マイナス査定文化とは??

よく言われているのは、【銀行は一度失敗すると取り返しがつかない】【一度出世コースから外れると一生そのまま】とかですね。

では本当にそうなのか?というと、、

8割はその通りですが、例外もある!

まずここで難しいのは失敗の定義です。何をすると失敗なのか?

例えば日常の仕事の中で、お客様から苦情を受けたとします。これは失敗にはなりません。日々仕事をしている中で、事務でミスもせず、お客様から一度も苦情を受けないということは、人間である限りほぼ無理です。

私は某メガバンクで10年以上、第一選抜(出世コースの先頭集団)にいましたが、細かいミスを含めれば、その数は数え切れません。

お客様から苦情を受けたこともありますし、他の銀行に出し抜かれて、数億円の貸出を奪われてしまったことさえあります。それでも評価としては問題ありませんでした。

じゃあ失敗って??

それはずばり、支店長に評価されないことを言います。

私が見てきた銀行員の失敗の中にも、許されるミスと許されないミスがあります。

仕事上のミスにもいろいろな背景があります。

許されるミスとしては、、

単純に知らなかった(新人あるある)、一生懸命やっていたがお客様との相性が良くなかった。わざとやったミスではなく、やむなく起きてしまった。 とかです。

では許されない(支店長の信頼を失う)ミスとは、、

やるべきことをやらず、意図的に隠していた(上司に報告しなかった)。やってはいけないことと知りながら、わざとやった(大半は実績の為)。同じミスを何度も繰り返す とかですね。

同じ仕事をする仲間として、やるべきことをやらず、それを報告もせず隠蔽しようとする人は当たり前ですが信頼されません。

逆にミスをしてしまっても、真摯に反省し、次は同じミスはしない。なんとか実績で取り返してみせる、という担当は信頼を失うことはありません。

銀行は一つの部署に2年~5年ほどいます。その間に上司が入れ替わるのですが、真摯に仕事をしていれば、よほど意地の悪い上司でない限り、バツがつくことはありません。

但し年次が上がってきたときに、実績が上がらないとバツがつくことはありますのでご注意ください。

銀行員人生で上司となった支店長が全員高評価をしていれば、それは出世コースに乗ります。逆に一人でも低評価、バツをつける人がいればその人は出世コースから外れます。

ただ、繰り返しになりますが、真摯に仕事をしていれば、バツがつく可能性は低いですし、数字も上がるものです。その為、銀行のマイナス査定文化は世間で言われているほど変ではないと思います。

次は例外事例です。

若いころは真面目に仕事をしていなかったとか、意地の悪い上司にあたった等の理由でバツをつけられてしまうことはあります。

それでも、そのあとに良い支店長にあえば、出世コースに戻れることがあります。

本当のトップ集団には戻ることは難しいですが、ほぼトップ集団と変わらないところまで行く人は時々います。

ここ数年、そしてこれからについては、どんどんそういう人が増えていくと思います。なぜならそういうことをしていかないと、支店長のご機嫌取りが重要視され、本当にお客様目線での仕事ができなくなってしまうからです。

どの銀行でも積極的な挑戦を推奨すると経営陣からメッセージも出ていますので、少しずつかもしれませんが、良くなっていくでしょうね。

個人的な経験としては、出世コースから外れて、そこから出世コースに戻ってくる人は本当にすごいです。苦労している分、人間力もついて、知識も豊富な方が多い、やはりそういう人が評価される会社にしないといけないなと思っていますし、尊敬できる人は順調に出世コースを歩んでいる人よりも苦労している人のほうが多いですね。

私が一つ言っておきたいのは、

【出世している=仕事が優秀】とは限らないということです。

銀行の評価は前の記事でも書きましたが支店長の評価によるところが大きく、客観的評価が受けづらいです。その為、なんでこの人が出世しているんだろう?とか逆になんでこんなに仕事ができるのに出世していないんだろうという人がいます。

他の会社も同じかもしれませんが、人の評価によるところが大きいのが銀行の特殊なところではあることは間違いないと思います。





銀行への転職① ~メガバンクと地銀の違い~

こんにちわ!弁当おやじです。

前回、就職の話を書いたので、今回は転職の話について書きたいと思います。

私は某メガバンクから地銀に転職しました。理由としてはプライベートなもので、地元に根差した仕事場へ変えたいと思ったことがきっかけです。

銀行の序列としてはざっくりこんな感じかなと思います。

政府系金融機関(日本政策金融公庫、農林中央金庫等)≧メガバンク>地銀>信金>その他組合等

政府系とメガバンクは好き嫌いもありますし、採用人数もかなり違うので単純な比較はできませんが、銀行の中ではこの二つで上位ですね。

私はメガバンクと地銀の2つを経験していますので、二つの印象と、良いところ、悪いところを言います。

メガバンク:

組織が大きい。給与は良い。人のレベル高い。パワハラセクハラには敏感であり少ない。全国転勤あり。取引先の規模が大きい。

地銀:

組織が小さい。給与は銀行毎に大きく異なり、トップクラスはメガバンクには若干及ばないが高給。下位のほうは世間の平均的な給与水準+αくらい。パワハラセクハラはかなり残っている。全国転勤なし。取引先の規模が小さい。

私が転職した理由は全国転勤の有無です。たぶんこの理由は結構多いはず。

メガバンクでは実例でこんな人がいました。

配属先:大阪→名古屋→東京→東北→大阪と転勤のたびに引っ越しが必要。ここまでの事例は珍しいですが、メガバンクにいると2回ぐらいは東京以外に行くと思います。

一人暮らし、夫婦のみであればいいですが、子供ができるとなかなか人生の選択として悩んでしまいますね。

私もそうですが、最近は家庭第一という人も多いと思います。そんなときに会社からの命令で2年~最大5年も家族と離れることは結構人生を変えてしまうと私は思っています。

地銀で給与が低くとも、十分な生活は送れるので、そういう選択もありですね。

取引先の規模は結構違います。メガバンクは最低でも売上5億くらいはないと基本的に相手にしないことが多いですね。地銀は売上数千万円の取引先も多いです。

もし、大企業相手に仕事したいとか、何十億、何百億の仕事がしたいのであればメガバンクのほうが良いです。メガバンクに勤めていると、そういった仕事に出会える可能性はかなり高いと思います。

私はメガバンク→地銀と転職したので、そういった部分は物足りないところがありました。

あとは皆さん気になるパワハラセクハラですが、

地銀のほうが根強く残っていると言えます。

地銀はたたき上げ、体張ってナンボの精神があります。その証拠としてパワハラを絶対しないような素晴らしい上司でも、数字を上げるために多少のパワハラは必要悪だと考えています。

メガバンクも同じ考えはありますが、メガバンクはそれ以外の方法で数字を挙げる方法を考えます。必要なのは指導であり、パワハラではないと考えている人が多いですね。

よく誤解があると思うのですが、

本当は部下としっかり話し合って、ダメなところは指摘し(叱り)ながらやっていくことが必要であり、大声で一方的に罵倒する必要はないんです。

ここをわかっていない銀行員は地銀に多いと思いますね。

他の記事でも書きましたが、本当にお客さんと真摯に向き合って長い取引関係を築くことが中長期的な銀行収益につながるものであり、パワハラをして今日一日だけの収益を上げる体制は変えないといけないと思います。

私の理想は、給与が良くて、パワハラも少なく、家族とずっといられる銀行だったのかもしれませんね。。そんな銀行はありませんでしたね( ´艸`)

メガバンクも地銀も給与は良いですが、それ以外の条件を満たしませんでした。

その結果、自営業に転身しました。給与は自分自身の努力次第ですが、そこを頑張れば、私の理想条件を満たせるので、そういう選択を行いました。

新卒、第二新卒、30代、40代それぞれで見える景色や考えは変わっていくと思います。

銀行への就職、転職を考えている方は参考にしてくださいね。







銀行への就職 ~面接で重要視されること~

こんにちわ!!弁当おやじです。

本日は10個目の投稿ということで特別編ですね。

私の就職活動の体験談と、採用サイドの面接官の経験を踏まえ、就職のときに大事なことを書きたいと思います。

転職の話もまた後日書きますね。

たぶん就活生からすると面接官サイドの意見が聞きたいと思うのでそこ中心に書きます。

まず、面接の全体感です。

銀行の面接はだいたい3、4回面接があります。最近はグループ面接も増えていますが、ここでは個人面談の事例を書きます。

一次面接は周辺の支店から、優秀とされる現役行員が指名されて面談します。

採用のプロではないですが、大量の面談をこなすために、選抜されて人事部の代わりを務めます。

面接時間は30分~45分くらいですかね。終わったら30分くらいかけてその人の評価を行います。一日に最大で7人~8人面談を行うこともあります。

全部の面接を終えると、、

すべての面接者を一位から最下位まで順位付けを行います!!

これが難しい。一番最初の面談者と最後の面談者では正直記憶もやや曖昧となってしまう部分もあり、そこで重要視されるのは

話の内容ではなく、全体の雰囲気、印象です。

この人とはきっと銀行で一緒に働けるな、と思えると高評価ですね。

就職活動の面接なので、皆さん、それなりのエピソードは準備しています。

「しっかりとした学生時代を送ってるな」という方が大多数ですね。

確かに私も就職のときは、ろくでもない学生時代でしたが、それなりの話を用意していった記憶があります。

本当にすごいエピソードを持っていない限り、そんなに大きな差は出ないです。

それよりも、質問の意図をしっかり理解できているな、とか、会話のキャッチボールがスムーズであることが大事です。

用意しておいた回答を一方的に話すことはマイナスなので気をつけて下さい。

銀行員として重要な能力は主に2つです。

①周りと(お客様含む)コミュニケーションをうまく取れること

②自分の芯をしっかりと持っていること、自分の意見をしっかり持っていること

コミュニケーションの部分は面接で大体わかってしまいます。

じゃあ、具体的にどうすればいいの?という話ですが、

普段から人の話をしっかり聞く癖をつけて、相手の意図をくみとれるように経験を積むことが大事です!

曖昧で難しいな、と思われる方は、まずとにかく相手の話をしっかり聞くことを意識してください。そういった基本的なことがとても重要です。

あとは面接に本気で取り組んでください。面接官も人なので、この人は一生懸命面接を受けてくれているなと思うと採用したくなります。

この一次面接の結果を受けて、次の面接に進みます。

二次面接から最終面接直前は支店長クラスもしくは人事部が面接します。

彼等は長く銀行員生活を送っているので、銀行のつらいところも理解しているベテランか、採用のプロです。

二次面接以降では何が重要か。

〇ストレス耐性があるか。

〇話全体がロジカルでつじつまがあっているか

1つ目ですが銀行は決して楽な仕事ではないので、ストレスはあります。過去の経験からストレス耐性があるのか、もしくはその覚悟があるかは見られます。聞かれたら全力で大丈夫です!とアピールしましょう( ´艸`)

2つ目ですが、銀行員の職業病として、話がロジカルであるかは気になってしまいます。

例えば志望動機は、海外のプロジェクトに携わりたいと言っているのに、英語は苦手で全く勉強していないとかですね。これから勉強します、は最悪の回答です。

言っている内容に一貫性があることは重要です。学生時代なら聞き流してしまうところかもしれませんが、銀行員は、違和感を見つけるのが仕事のような部分があるので気を付けて下さい。

対策としては、想定される問答を整理して、一貫性があるか必ずチェックして下さい。

ここを突破すれば最終面接ですね。

最終面接で大事なのは、その会社に入りたいという気持ちを出すことです。

最終面接は、ほぼ内定は決まっていて、最終チェックという側面が強いです。変なことをしない限り特に気にすることはないでしょう。但し、その会社に入りたいという意思は、明確に示してください。

では実際に私の就職のときに行ったことを書いておきますね。参考にしてください。

①学生時代のバイト、サークル、その他なんでもいいので、学生時代にこんなことをやっていたとできる話を用意する。

人と関わる系のエピソードがあれば理想。上に書きましたが内容はそんなに重要でないのでスムーズに話せること、質問の内容にあわせてカスタムできるようにする。

具体例:エピソード【飲食店のバイトを4年続けたこと】

質問:学生時代頑張ったことは何ですか 

→ 飲食店のバイトを4年間続けたことです。

質問:銀行への志望動機は何ですか 

→ 飲食店でのバイト経験においてオーナーがお金のやりくりで大変だという話を聞き、企業における金融の重要性を知りました。その経験から中小企業を支援できる銀行員になりたいと考えました。

質問:自身の長所を教えてください。

→ 飲食店で4年バイトを続けました。その為、お客様とのコミュニケーション能力や苦情に対応するストレス耐性は高いです。また一つのことを続けることには自信があります。

これは一例です。すべて質問に飲食店のバイトを絡ませるのはダメですが、こういったエピソードを2つ3つ用意してカスタムできれば十分に面接は乗り切れると思います。

具体例と実績があるので、信用できる人に見えますよね。

②自分の中の志望動機を明確にして、厚みを持たせる。

志望動機というのは就職において大切です。自分の中でしっかりと理由付けをしておくことは大事です。

ちなみに私の志望動機は【色々な企業のトップと会える】でした。

ここから事前準備で理由付けをします。

【色々な企業のトップと会える】→【自分は社会人として未熟な為、色々な人の話を聞いて成長したい】→【企業のトップは人生経験豊富で魅力がある】→【若手のうちから企業の社長と会えて話ができるのは銀行くらいなもの】→【会える理由は金融が企業活動においてとても重要な為】→【金融、銀行が社会的に重要な使命を持つ】

これはほんの一例ですが、こういったことを行うことで、志望動機に厚みが出ます。

面接の中でちりばめることで、この人は良く考えているなという印象を与えることができ、人として信頼感が生まれますね。

この2つを押さえることで、面接通過率は格段にあがるんじゃないかと思います。

是非参考にしてください。





銀行員の愚痴③ ~外貨個人年金保険の闇~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は銀行の愚痴第三弾です。

少し前に色々なところで取り上げられた外貨の個人年金保険についてです。

銀行の内部では平準払い(へいじゅんばらい)保険とかって呼ばれたりしますね。

どんな商品かというと、、

毎月一定額(1万円以上)を預け入れて、外貨(米ドルとか豪ドル)で運用し、65歳以上になったら年金という形でもらいます。

利率でいうと年間で1%以上つくので、今の日本の定期預金と比べるといいですよねっていうのが売り文句ですね。

では何か問題なのか。。

それは、円の定期預金を作ってもらっても実績にはならないが、外貨個人年金を売ると実績になるということです!!

本来、銀行員は、お客様のニーズが聞いて、それに合わせて、複数の提案を行い、しっかりリスクを説明したうえで、商品を選んでもらうんです。

それが、銀行の内部では上司からこの商品を売ってこい!!という指示が出ます。ベテランであれば、他の商品も組み合わせながら提案しますが、ほとんどの銀行員は社畜なので、その商品だけを売りに行きます。

そうすると、お客様がニーズに合わない、リスクをしっかり認識できていない商品を購入し、後でトラブルになるんです。

外貨個人年金保険では、為替リスクが理解されていないことがほとんどです。簡単に説明します。

①円定期預金の場合:月1万円を20年間積み立てた場合


1万円×20年×12か月=240万円がたまります。金利は低いですが、240万を下回ることはないですね。

②外貨個人年金の場合:月1万を20年間積み立てた場合、積立期間のドル円の平均を1ドル=100円とする。


1万円×20年×12か月=240万円 1ドル=100円なので2.4万ドルがたまります。
もしこれを、1ドル=80円の時に円に戻してしまうと、2.4万ドル×80円で196万になり、円定期預金と比べ44万のマイナスになります。

あくまでドルで貯まってしまうので、ドル円が変動した時にリスクが大きいんですね。

これをしっかり説明したうえで行って販売するのはいいのですが、そうではないケースが多い。

さらには自分の実績の為、できる限り多くの金額(10万とか)をやってもらうケースも多いです。

これって、お客様の為になっていますか?答えはNOです!!

月に1万~10万も積立できるのはある程度資金に余裕がある人で、運用が好きな人なら投資信託とかFX、株式を行います。その為、この商品の購入者は【資金に余裕がある】、【運用には詳しくない】、【高齢者】という人が多くなっています。

商品が悪いわけではないのですが、販売をする銀行の収益至上主義が最大の問題ですね。

メガバンクでは既に収益目標を廃止し、投資商品の運用残高やお客様満足度を実績とするようになっていますので、ある程度、舵を切りなおしているところではあります。

繰り返しますが、悪いのは収益、営業至上主義の銀行の体制です。上司が指示すべきは【今日は収益が上がらなくてもいい。1か月後にお客様に本当に満足してもらえる商品を買ってもらってこい】であり、【今日中に外貨個人年金を売ってこい、それまで帰ってくるな】ではないんですね。。

まあ古い体質の銀行員は近いうちに淘汰されるでしょう。もう時代に合ってないです。

銀行にはいろいろな商品があります。商品を一つしか提案できない銀行員は単純に勉強不足か、上司が悪いですね。

本日はこんな話でした。







銀行員事件ファイル③ ~情報漏洩~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は事件ファイル③です。

今日は情報漏洩です。

銀行はお客様の大事な情報を預かって仕事をしているので、その情報を第三者に漏らしてしまうことは、大問題ですし、お客様の信用を損なってしまいます。

そのため、情報漏洩は銀行でも最もやってはいけないことの一つになっています。

でも、、銀行も人がやってますので、どうしても起こってしまいます。正直にいうと銀行全体でみれば、かなりの頻度で情報漏洩が起きています。

一番多いのが、郵便やFAXの誤発送ですね、本来送ってはいけない書類を送ってしまったりするケースです。

私が見てきた中で一番大変だったのは、50以上のお客様に送った郵便の中に他のお客様の情報が紛れてしまったケースです。

具体的には情報を漏らされた先が銀行と融資取引があること。そして、預金残高が漏洩してしまいました。

え??それってたいしたことなくない??

私も学生時代であれば、そう思ったでしょう。でも銀行と融資取引があることは借入があること、預金残高はその会社にどれくらい体力があるかを示すことになります。

まあたしかに預金残高が数万円しかないという情報がでてしまったら、この会社大丈夫か?となります。

上場企業であれば、借入や預金の情報は公開されていますが、それ以外のほぼすべての中小企業は情報が開示されていないので、借入があること自体が情報漏洩になってしまうんですね。

情報漏洩によりどんな影響があるかも大事ですが、お客様の情報を預かっている銀行はその中の一つでも漏洩してしまうこと自体がダメってことです。。

では具体的に何が大変かというと、、

情報を漏らされてしまったお客様はもちろんなのですが、漏らしてしまったお客様にもすべて事情を説明し、謝罪を行い、情報をこれ以上漏らさないことをお願いしなければなりません。

今回のケースでは50以上のお客様をすべて訪問し、事情説明と謝罪を行います。

こういう場合は副支店長クラスが対応するのですが、まあ地獄ですね。

謝罪の為の訪問に忙殺され、仕事は全く回りません。。お客様も大変だねーと言ってくれる人も多いですが、やはりお叱りを頂くことも非常に多いですね。

ほとんどの場合、情報が悪用されるようなことはありません。それでも可能性をすべて遮断するという観点では事情説明と謝罪は必須なんです。

まあ、情報漏洩された側からすれば当然ですよね。。

銀行ではよくある情報漏洩ですが、1回銀行が情報漏洩してしまったばかりに謝罪も受け入れられず、何年も苦情として記録が残るような場合もあります。

銀行は信用で商売をしているようなところがあるので、一度裏切ってしまった代償は大きいということです。

銀行に限らない話でもありますが、信用って大事だなと思わせられる事件でしたね。



銀行の将来① ~遠くなる銀行~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は銀行が今どこを目指しているのか、将来どうなるかを私独自の見解ですが書いていきます。

そのためにざっくり今までの銀行が辿ってきた道を書きますね。

1990年代 バブル崩壊による不良債権処理に追われ、大手の破綻も相次ぐ。生き残りを書けた銀行再編の動きが起きる。国内収益が中心。

2000年代 メガバンクが設立され、銀行再編の動きを落ち着く。金融のグローバル化が本格化し、収益を海外に求めはじめる。

2010年代 フィンテック、マイナス金利導入により、銀行収益を圧迫。特に地銀は赤字転落が相次ぎ、地銀の再編が進む。海外収益は頭打ち。

2020年  2010年代の動きが加速。これからメガバンク、地銀ともに生き残りをかけた動きが求められる。フィンテック分野が今後の最重要ステージ。

こうして見ていくと、銀行って安定しているイメージが強いんですが、実は常に再編が起きたり、収益を稼ぐステージが変わってたり、目まぐるしいです。

今、足許で銀行が何を行ってるかというと、、

店舗もATMも減らして、窓口に来るお客さんも減らす。それによって、従業員も減らす。すべてをデジタルへシフトすることで、コストを下げる。営業のターゲットを絞り(富裕者、一部の中小中堅法人、大企業)、効率的な収益を上げることを目指す。

銀行も営利企業です。かつ健全な経営を行うことを義務付けれているやっかいな業種でもあるので、何とか収益を維持することに必死です。

そのために一般のお客さんをないがしろにしているところがあります。まあある意味仕方ないですが、今後は、「みんなにいい顔をする銀行」がなくなり、一部の人しかお客さんとしない銀行になります。

運用してくれる人、お金をたくさん借りてくれる人以外相手にしなくなります。預金だけしている人はダメなんです。

こうすることで、銀行が10年後も生き残るでしょう。でも従業員も減るだろうし、今より身近な存在ではなくなると思います。

銀行以外の色々な会社が銀行の代わりになるでしょう。

銀行は社会に絶対必要な存在です。でもその形は過去の変化とは比べ物にならないくらいその存在や人々からの認識は変わってしまうと思います。

銀行の良いところ① ~年収1000万~

こんにちわ!弁当おやじです。

自分でブログを見返すと、銀行の悪いところばかり書いていたので、今日は良い点を書きますね。

最大の良さは給与面ですね。私は某メガバンクに就職したのですが、運よく出世コースを歩みました。それが不幸のはじまりでもあったのですが、それはまたのちほど。

順調に行くと。30歳で年収1000万を超えます。もちろん残業代込ではありますが、30代ではなく、

30歳で1000万です。

同期のうち、半分弱がこうなりますので、確率は高いですよね。もし残りの半分に入ったとしても年収800万くらいはもらえますので、こんないい仕事はないなと思います。

じゃあ辞めるなよと総ツッコミを食らいそうですが、人生はイロイロなんです。。

あとは、土日祝日は休みだし、住宅手当も充実しています。

休日出勤もまれにありますが、年に1~2回という感じですかね。ほぼないです。

住宅手当もざっくりのイメージですが、家賃の半分以上が補助で賄えるイメージです。

色々書きましたが、要は収入面についてはほぼ完璧ですね。銀行にいるだけで一生安泰ですかね、割と。ちなみに上位地銀も同じです。

あとは少しずつですがブラック要素は薄れつつあります。年収とブラックのバランスでいうとここまで年収が高いのに、その割にかなりブラック要素は低いといえる職業だと思います。

あと私生活でも住宅ローンもクレジットカードも何でも審査通ります。社会的な信用力も抜群といえるでしょう。これから銀行は苦しい時代が来るとは言われていますが、私の感覚では、将来的にも生活面で困ることはほぼないと確信しています。

こうして書いていくといい職業ですね。なんで辞めたんだ自分!!と思うことも結構あります。まあ後悔はまったくしてないですけどね。

あとは、周りからの評判はすこぶるいいですね。

職業毎だと、自営業=不安定、大丈夫?  公務員=安定しているけど、つまらない人?  外資系=給与は高いけどすぐにクビにならない?  飲食業=給与低い?  商社、広告代理店=ハードワーク?

と色々イメージがあるなか、銀行員は固いイメージは強いですが、優秀で、給与高くて、休みも取れると、割といいイメージが多いですね。

あとは人も好い人が多いですよ。9割の人はとても良い人です。他の職業より変な人は少ないと思います。

ここまでを総括すると、給与面、ワークライフバランス、人間関係どれをとっても、良い職場だと思います。

そこそこ良い生活がしたくて、将来家族も養いたいし、家も買いたいし、趣味もしたいという人にはとても良いです。しっかり仕事をして目標を頑張る覚悟がある人にはお勧めですね。

最後に。。銀行は平成の時代の優良企業です。令和でも優良企業になれるかはこれから次第ということだけは言っておきたいと思います。



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