こんにちわ!弁当おやじです。
本日は少し近い銀行の将来の話をしたいと思います。
コロナで多くの企業が影響を受けており、銀行って業績、決算ってどうなるんだろうって考えている人がいると思いますので、私の独断と偏見で書いていきます。

まず、コロナによって銀行の業績に影響することを書きます。
① 保有してる株価の大幅下落により減損処理
② 貸倒損失の増加
③ 貸倒引当金の増加
④ 営業停止により、減収
⑤ コロナ関連資金の貸出増加による増収
こんなとこですかね。一つずつ説明させて下さい。
①はすでにニュースにもなっていますが、日本と海外の株価が大きく下げましたよね。
日経平均も2万をずーっと超えていたのに、2万を切りましたし、アメリカはここ一年で過去最高株価を何度も更新するくらい絶好調だったのに、いまは大幅に下げています。
銀行は多くの国内と外国の株を持っていますので、株価が下がるとその分を損失として計上しないといけなくなります。
ただし、この件については、銀行への業績は限定的です。
なぜなら、金融庁が株価の減少分を決算に反映しなくてよいという特別措置を決めたのです。また、株価も少しずつですが上がってきているので、大きな影響はないと思います。
②は企業が倒産することにより、貸していたお金が返ってこず、損失は増えることです。ぱっと見、これが一番影響がありそうですが、銀行員の感覚としてこれも影響は限定的だと考えています。
なぜなら、多くの補助金や融資により、倒産してしまう会社の数は全体から見たら限定的になるからです。多くの会社は業績が悪化しても倒産までは至らずに生き残る可能性が高いと考えられます。
これは過去のリーマンショックや東日本大震災の事例からほぼ間違いないです。
倒産する会社は増えるのは確実ですが、銀行の業績という観点ではそこまで大きな影響はないでしょう。でもこれは、銀行が、数か月の営業停止で倒産してしまうような会社にはもともとあまり融資をしていないということの裏返しでもあります。
銀行も慈善事業ではないので仕方ないのですが、本来の役割期待からすると銀行が無力だなと感じるところですね。
次は③ですが、これが一番影響が大きいでしょう。
まず貸倒引当金の説明をさせて下さい。
銀行が貸出するときに、その貸出先の業績、評価により、格付というものを付与します。つぶれにくい会社ほど、良い格付がつきます。
その格付ごとに、貸倒引当率というものが設定されていて、その分を経費計上しているんですね。
具体的にはA社に1億円貸出をするときに、その会社の格付による引当率が5%だとします。
1億円×5%=500万円を貸出をすると同時に経費計上するんですね。それは貸出をした会社が倒産して貸出を返せなくなった場合に備えて、一定額を経費として計上しておくんです。
なぜ、この影響が大きいかというと、
貸倒引当金は、会社の格付が悪くなると増加し、しかも
倒産しなくても経費計上しなくてはいけないからです。
多くの大企業はコロナで倒産しなくても一時的に業績が悪化します。中小企業も同じです。
その為、銀行への影響が一番大きいのは貸倒引当金の増加です。
④については、前向き営業はどの銀行も自粛気味ですが、特に個人営業の影響が大きいでしょう。但し、訪問できなくても電話等でセールスはできますし、短期的であれば影響は限定的です。
⑤については、融資の申し込み増加しているので、増収になりますが、③で書いたように引当金も増えますので、あまり大きな影響はないでしょう。

では結論を書きますね。
コロナによる営業自粛と貸倒引当金の増加により減収減益となる可能性が高いが、大きな影響はない!
ちなみに、これは業績堅調はメガバンクと上位地銀の話です。
元々赤字計上している中位もしくは下位地銀についてはこの限りではなく、より苦しい状況になってしまう可能性が高いです。
本日はこんな話でした。
自粛頑張りましょう!!
















