銀行のあれこれ⑨ ~昇進昇格する為に~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は、自分の経験をもとに銀行で生き抜いていく術を書きたいと思います。

今までも何回も書いてきたんですが、簡単に言うと、支店長に好かれる、、これが一番大事なんです。

支店長に好かれる=ごまをする、ではなく

支店長に好かれる=ちゃんと仕事をする、ということです。

仕事をするというのは、営業でしっかりと数字を残すということです。

ただ営業の数字は、半分以上が運です。

じゃあ、どうすればいいのか、私の結論は以下の二つです。

〇 スピード重視!出来が悪い資料でも誰よりも早く出す!!

〇 自分なりの考えを持つ!もちろん間違っててもいい!!

一つ目ですが、銀行員は非常に忙しく、仕事量は膨大です。一つ一つの完成度を高めることは上司に任せ、とりあえず、自分の手元を常にさばくということが大事です。

そもそも銀行員に決まった正解はないので、とりあえず出して、上司の考えを聞き、それにあわせて修正するのが最も効率がいいです。

たとえば、貸出の稟議書を書くとして、3時間かけて出しても、全部直せという指示が出ることもよくあります。それなら、1時間で出して、修正を1時間でしたほうがいいですよね。自分の実力を踏まえて、どうせ直されるなら開き直りましょう!

特に若いうちは、馬鹿なふりをして、適当な書類でもガンガン回しましょう。上司がブチ切れないレベルにはしておく必要がありますのでご注意ください。

上司からしても、何時間たっても書類が出てこない部下よりは、出来が悪くてもすぐに書類が出てくる部下のほうが状況が把握しやすいので好まれます。

二つ目は、間違ってもいいので、自分なりの考えを持つことです。

若手のころはスピードのみでも乗り切れますが、あんまり何回も同じ失敗をすると、当然心証が悪くなります。

なので若いころから、自分ならこう考えるという訓練をすると、年数を経て徐々に銀行員としての感覚が鋭くなります。

ある程度年次を経れば、自分が上司や判断をする側になるのでこの訓練は大切ですね。

私の感覚では、この二つを意識すれば、ある程度昇進昇格できると思います。

参考にしていただければと思います。



銀行からの転職③ ~なぜ転職したのか~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は、私がなぜ転職したのかについて書きたいと思います。

私は銀行→銀行→自営業という形で転職を2回しています。

なぜ転職したのか、、とうことですが、

仕事から逃げた。。

これです。

たぶん銀行員としてはそれなりに順調にやっていたと思うのですが、自分の力不足を痛烈に感じることがしばらく続きました。

その時期は本当に苦しくて、今でもよくやっていたなと思います。

今思えば、環境を変えるべく努力したりしたら良かったかも知れないですが、当時の私はそれどころでなく、本当に毎日涙が勝手にでてくるような状況でした。

たぶん、あのまま続けていたら、精神がかなりおかしくなっていたと思います。その一歩いや半歩手前で私は逃げました。

正直褒められるものではないですが、自己防衛本能という意味では、間違っていなかったと思います。

なので、今仕事をしていて、本当に辛い人がいれば、色々な選択ができるということは言いたいです。逃げてもいいし、人を裏切ってもいい。そうするしかできない状況であれば、迷わずその選択をしてください。

自分を守るために。

人には向き不向きがあり、向いていないことはやめたほうがいいです。

その人の個性を殺すし、何もいいことがありません。

でも会社だとその選択が限られてしまう。だから自営業を選択しました。


会社がだめだとはいいません、自分が自分らしく働ける環境であれば会社のほうが安定しているし、とてもいいと思います。

私が自営業を選んだ理由は10年以上銀行で高収入を得てきた私(うぬぼれ、世間知らず)がガチで社会に挑戦したらどうなるかというチャレンジでもあります。

失敗して、後悔するのか、成功して、会社員を見返せるのか、

それはまだ分かりません。。いまも挑戦中です。

私は30代ですが、人生は100年時代。70歳を過ぎても稼ぎ続けて、自営業になってよかったと心から思えるまで頑張るつもりです。

自営業の話も少しづつ書いていきたいと思います。

最後になぜ自分が追い込まれてしまったのか。。それは自分の能力のなさもありますが、自分の中で、ずっと仕事に対する誇り、プライドが持てなかったことが大きいと思います。

だからこそ、リスクは極めて高いけど、社会貢献、地域貢献できる仕事を選びました。

今後は定年が65歳、ゆくゆくは70歳、75歳になるでしょう。

それだけ長く働くのであれば。やはり自分が誇りに思える仕事をしたほうが絶対いいです。

それは何の仕事でもいいです。自分の中で納得できればいいと思います。

もちろん銀行で働くことを誇りに思って働いている人はたくさんいます。私がそう思えなかっただけです。

みなさんも、自分と向き合って考えてみてください。

高校や専門学校、大学卒業直後にそこまでの仕事で出会える可能性は極めて低いです。

だからこそ、今は転職が当たり前の時代になっているのだと思います。

終身雇用時代の人を尊敬はしますが、うらやましいと思いません。耐えることが美徳の世界で生き残ってきた人が老後に残念な人生を歩んでいるのをみなさんも見たことがあるのではないでしょうか。

輝かしい道を歩んだ人は企業名、肩書、かつての栄光にすがり、みじめなものです。

輝かしい道を歩めなかった人は人生半ばで、諦めながら働き、そのままです。

私はそういう理由で転職しました。

今日はこんなお話でした。





銀行からの転職② ~活躍しやすい業種について~

こんにちわ!弁当おやじです。

本日は銀行からの転職第二弾です。

今日は銀行から転職する際にどんな仕事が活躍しやすいかについてです。

私自身も銀行から転職したのですが、私の経験談で書きたいと思います。

【活躍しやすい業界ランキング】

1.銀行

2.証券、保険

3.コンサル

4.外資系金融機関

5.その他企業の財務、経理担当

まずは銀行です。

これは間違いないですね。メガバンクと地銀の両方を経験しましたが、企業文化はとても似ています。仕事内容もほぼ同じなので、違和感なく仕事ができると思います。

2番目は、証券と保険会社ですね。

仕事内容は少し異なりますが、同じ金融業界であること、金融商品を取り扱う点では似通っているところが多いです。目標なんかは銀行よりシビアなイメージもありますが、同業種という点では、活躍できる可能性は高いですね。

3番目はコンサルですね。

こちらは、どちらかというと、よりキャリアアップが必要という観点で3番目としています。

コンサルは金融機関で必要とされる能力に加えて、語学力、IT知識が必要となります。総合的なコンサルティング能力が問われるので、銀行員がそのまま活躍できるかというと、簡単ではないです。

また、気合と根性で乗り切れる世界でもないので、自分の能力をよく考えて、判断したほうが賢明でしょう。

4番目は外資系金融機関です。

こちらは、2番、3番の会社も含まれますが、語学力とより高い実績を上げ続けることが求められます。

考え方としては、ずっと同じ会社にいるのではなく、数年程度在籍し、ノウハウを吸収するぐらいの気持ちで入るほうが良いと思います。

その為、次のステップも考えながら仕事をするべきでしょう。

5番目は企業の財務、経理部門です。

個人的には、ここがお勧めです。

銀行員にとっての一番の強みはズバリ

対銀行のことについては誰よりも優れていることです。

銀行出身なので当たり前なのですが、企業からするととても頼もしい存在になれる可能性が高いです。

財務部門の仕事は、会計や資金繰り、決算処理もありますが、実は資金調達が最も大事な仕事になります。

その点では、元銀行員の強みを最大限発揮できるでしょう。

もちろん会計についても詳しい必要がありますので、色々と学ばないといけないことはあると思います。

是非参考にしていただければと思います。





銀行員のあれこれ⑧ ~コロナウィルス特別版Vol.2 借入の限界~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日はコロナ特別版です。正直怒っています!!

本日、緊急事態宣言の延長が決定しましたね。

正直、延長するだろうなとは思っていましたが、同時に補償の話も具体的なものが出るかと思っていたので、正直がっかりです。

安倍さんは、10万円給付やマスク2枚配布の失敗をつぎに生かすつもりがないんですかね。。

緊急事態宣言の延長を宣言するだけななら、専門家だけでも誰でもできます。というか判断しているのはほぼ諮問委員の専門家です。

じゃあ政府はなにやるべきか?補償を示して国民を安心させることです。

こんなことも分からない政府、首相にはほんと残念な気持ちしかありません。

本日、私が言いたいのは、貸付(融資)の限界についてです。

コロナ対策で多くの無利子融資が出ており、それを使ってくれ、と安倍さんは言いますよね。

でも元銀行員の感覚としては、無利子であっても、融資は融資、借入でしかありません。

借りたものは返さないといけないんです。

借入の返済というのは、売上から経費を引いた利益から行います。仮に売上が1億円あったとしても、利益なんて5百万もあればいいほうです。

ましてや今の状況では、利益なんで出るわけもない。。

そんな状況にもかかわらず、事業者の方々は、今すでにある借入に、プラスの借入をして、それを返済していかないといけないのです。

これがどんなに大変なことかわかりますか

売上がない状態が2か月以上あるのに、借入まで増えたら、コロナが収まった後でも、多くの中小企業が資金繰りに苦しむことは目に見えています。

今、国民に必要なのは個人レベルでは、生活する為の資金、企業レベルでは企業を支えるためのより大きな資金です。

そしてそれは融資ではなく、給付金であるべきなのです!!

諮問委員会の言葉をそのまま伝える伝書鳩が安倍さんの仕事ではありません。本当にしっかりしてほしいものです。

銀行からの転職① ~転職する方法について~

こんにちわ!弁当おやじです。

本日は、銀行から転職する際に転職しやすい業界について書きたいと思います。

私は転職する際、複数の転職サイトに登録し、色々な話を聞きました。

まず転職する際の方法は大きく分けて二つあります。

〇 転職サイトに登録し、自分で求人先に応募する。

〇 転職エージェントに個別案件を紹介してもらう。

私が転職した際は、一つ目の方法(自分で応募)でした。業界、業種を絞り、求人を検索し、応募しました。

自分で応募する時のメリットは、

・初動が早い。

・複数の企業に同時に応募できる。

転職活動をするときの状況にもよるのですが、自分の経験上、気持ちがとても焦ります。。

早く次の転職先を探したい。。その気持ちを落ち着かせるのは、

少しでも、転職活動が前に進んでいると思えることです。

その点で、この方法は自分で応募するので、すぐにエントリーでき、かつ複数の企業にエントリーすることで、転職活動がすぐに進みますし、一つダメになっても、次がある為、精神安定剤を手に入れられます。

次は転職エージェントに紹介してもらうパターンです。

この方法のメリットは

・自分の希望を聞いたエージェントが客観的な意見をくれる転職業界の実情を知れる。

・企業について深く知れる

・場合によっては、いきなり二次面接以上に進める可能性がある。

私の経験上、転職なんで初めてだから、よく分からない、というのが本音です。

その際には、この方法がお勧めです。

転職エージェントという、転職業界に詳しい人がアドバイザーとなり、今の転職業界の状況、自分に対する客観的な評価を教えてくれます。

自分がどの業界で評価されやすいのか、どれくらいの年収を目指せるのか、などなど、知っておいて損はないことを知ることができます。

それに加え、転職エージェントが個別に企業を推薦してくれるので、その企業がどんな会社なのかを詳しく教えてくれます。

ワークライフバランスはどうか、社長の人柄はどうか、自分に何を期待してくれるのか、、

このあたりをしっかり把握できることもよいですね。

最後は、いきなり二次面接以上に進める可能性があることです。

転職エージェントは企業からの【こんな人材が欲しいという要望にあわせて企業を転職者に推薦してくれる】ので、いきなり実権者と面接できるケースもあります。

当然、採用率も高いので、メリットは大きいですね。

転職の時には、色々な方法を試すことをお勧めします。

特にはじめて転職する人は、色々な人の話を聞き、しっかりと納得する形で転職できることが大切です。

本日は転職第一弾でした。





銀行員事件ファイル⑥ ~システム障害~

こんにちわ!弁当おやじです。

コロナにより緊急事態宣言が1か月延長することになりそうですね。

補償も進まない中、自粛のみが継続して本当にどうなってしまうのか。。

最近は世の中全体がピリピリしている感じがします。自粛によるストレス、金銭面の不安、将来の不透明感、色々な思いが交錯して、イライラしている人が多いような気がします。

こんな時こそ、思いやりを持ちたいです。その為に心に少しでも余裕を持つべく政府には頑張ってほしいです。

今日は、システム障害の話です。

私が勤めていた銀行では大規模なシステム障害が定期的に起きていました。

近年では東日本大震災の時に大規模なシステム障害が発生しました。

具体的に何が起きたかというと、

振込ができない、顧客情報(預金残高、融資残高)が分からない、ATMも動かない などです。

まずお金がおろせないというのは銀行としては致命的です。。

さらにもっと致命的なのは、銀行が管理している顧客データが見れないので、どのお客さんがどれくらい預金を預けて頂いているのかが分からないことでした。

その時は、苦渋の策として、一人10万円まで、現金でお渡しすることにしました。

1億円預金がある人も10万円しか引き出せないし、逆に預金が0円でも10万円もらおうと思えばもらえる状況でした。

朝から晩まで謝罪し続け、頭を下げ続けたことを覚えています。。

結果として、噂を聞きつけた人の中には、預金が全くないのに、10万円を銀行から貰っていった人がいます。もちろんその後に返してもらえるように、交渉しました。

あと大変だったのは、振込です。

法人だと、月に数百件以上の振り込みを行うことも珍しくありません。それがすべて止まってしまうと、給料が入ってこなかったり、企業の信用問題になります。

解決策としては、近隣の銀行にお願いして代わりに振込を行ってもらったりしました。

システム障害をきっかけに、普段振込を行う銀行を他の銀行に変えられたりもしました。仕方ないことだと思います。

コロナのニュースを見ていると、この当時を思い出します。

人々から余裕がなくなり、些細なことでもイライラしてしまう。銀行がシステム障害を起こせば、ここぞとばかりに、銀行を責めたりします。

こういう時に人間の本性が明らかになるんだと思った記憶があります。

こういう苦境のときでも誰にでも優しくできる人々を私は何人も知っています。

自分もこうでありたいなと思える尊敬できる人々です。

今日はこんなお話でした。





銀行員のあれこれ⑦ ~コミットメントライン~

こんにちわ!弁当おやじです。

本日は最近ニュースなんかでよく見るけど、なんかよく分からない【コミットメントライン】についてです。

ニュース記事なんかでは、某大企業が銀行に対して、融資を依頼し、コミットメントラインを組成、、なんて感じで載ってますね。

コミットという言葉は少し前の某フィットネスクラブで流行りましたね。結果にコミットする、、というやつです。

コミットとは約束する、確約するという意味があります。

また、ラインとは枠という意味です。

コミットメントラインを訳すと、確約した枠になります。

なぜ今、コミットメントラインは増えているのかいうと、、

大企業で、今すぐにはお金はいらない、手許現金でなんとかやりくりできるんだけど、コロナの影響で数か月後には資金が足りなくなるかもしれない。その時に備えて、いつでも借りれる融資枠をつくっておこうということです。

コミットメントラインのメリットは次の2つです。

〇 一度コミットメントラインを作ってしまえば、その期間中(大体が1年)はどんなに業績が悪くなってもいつでも借入できる

〇 すぐに借入をするわけではないので、金利負担を抑えられる。

銀行というのは雨のとき傘をささないと言われるように、業績が悪化すると、とたんに融資が出にくくなります。赤字企業に融資を行うのは非常にハードルが高いです。

その点、コミットメントラインは、どんなに赤字になっても、いつでも借入できるというメリットがあります。

また、あくまで借入できる枠をつくるだけなので、今すぐには必要ない企業にとっては、余計な金利を払う必要がないのもメリットです。

ただし、デメリットもあります。

〇 手数料がかかることが多い(枠の金額×1~3%程度)

〇 借入をしない金額に対して、手数料がかかる(使わない金額×0.2~0.5%程度)

銀行としては、どんなに業績が悪化しても一度決めた金額まではいくらでも融資します、と約束する為、リスクは高いです。その対価として手数料がかかります。

もし1000億のコミットメントラインを組成した場合、手数料が仮に1%だとしても、10億円手数料を払う必要があります。

また、たとえば1000億のうち、200億しか使わない場合、残りの800億に手数料がかかります。800億×0.2%×期間になるので、1年間ずっと200億しか使わないと、800億×0.2%×1年=1.6億円も払わないといけません。

その為、銀行ではコミットメントラインは、代表的な儲かる融資形態です。リスクを負う代わりにがっぽり手数料をもらうわけですね。

その為、手数料の交渉は企業、銀行ともに激しい交渉が行われます。皆さんもコミットメントラインの組成のニュースを見たら、背景にそんなことがあると想像してみると面白いかもしれないですね。

今日はこんなお話でした。





銀行員のあれこれ⑥ ~銀行員の結婚~

こんにちわ!弁当おやじです。

昨日まで割と堅苦しい話が多かったので、今日は少し観点を変えて銀行員の結婚について書きたいと思います。

銀行員の結婚で一番言われているのは、社内結婚が圧倒的に多いということです。

社内結婚は銀行に限らず、どこの会社でもそれなりにあると思いますが、銀行の社内結婚は断トツで多いんじゃないかと思います。

しっかり調査をしたわけではないのですが、その割合は、

5割以上だと思います。

正直言うと、本当に驚きました。結婚している上司に聞くとほとんどが社内結婚。本当に8割以上じゃないかと感じることもあります。

その理由は色々あると思うのですが、個人的な分析は次の通りです。

【結婚する本人達の目線】

〇 収入が良く、会社も安定している為、安定した生活を送れる。

〇 土日祝が休みであり、生活リズムが合わせやすい。子供が生まれてからも同じ。

〇 銀行独特の文化を理解している為、楽である。

【家族、親族からの目線】

〇 職業として安定している。知人、友人にも言いやすい職業であるため、家族、親族受けが良い。

〇 なんとなく信頼がおける気がする。

〇 お金にしっかりしているイメージがある。

こんなところでしょうか。。

一番の理由は収入が安定しているところだと思いますが、個人的な一番の理由は、

家族、親族受けが良い。

と思っています。

やっぱり結婚は家族と家族の結婚でもあるので、本人同士が良くても、うまくいかないことは本当に多いと思います。

個人的にはくそくらえ、なことですが、本当に多いです。

やはりそこ(家族、親族)のハードルがないと結婚はスムーズに進むような気がしています。

あと、銀行員あるあるですが、本人達で一番大きな理由は

銀行独特の文化を理解している、です。

銀行独特の文化というと、飲み会とゴルフという付き合い関連です。

銀行員は飲み会が異常に多いです。せっかく高い収入を得ているのに、貯金も少なく、毎月資金繰りに苦労している人も結構いるのは飲み会が多いからです。

飲み会の頻度は、最低でも週1~2回、多いと毎日です。

これは、仕事のストレスが高いのと、収入がそれなりにあるという点が理由です。銀行員には今月お金が苦しいから飲み会に行かないという考えはあまりありません。。

家族、奥様からすると、ふざけるなという話ですが、銀行員だと、飲み会が多いことは仕方ないと理解していることが多いです。

あとはゴルフですね。

お客様との接待もあるので、仕事上でもある程度ゴルフをする必要があります。その為、若いころからゴルフをすることが多く、毎週ゴルフということもあります。

ゴルフだと当然ほぼ一日いないので、これも家族の理解なしでは成立しません。

こういう少し異常な銀行文化を理解してる、、というより仕方ないことだと諦めてくれるので社内結婚が多いという背景があります。

ただ、近年は強制的な飲み会は減りつつあります。あくまで付き合いの世界です。

そんなこんなで銀行員同士の社内結婚は多いと思います。

本日はこんなお話でした。





銀行のいいところ③ ~銀行の使命が果たせる時~

こんにちわ!弁当おやじです。

本日は銀行のいいところ第三弾です。

本日もコロナ関連ですね。

今までの記事でも、銀行というのは、綺麗ごとばかりではなく、目標に苦しめられ、理想と現実の狭間で悩むということは書いてきました。

じゃあ、銀行員の理想って??

あくまで私の場合(法人営業)ですが、こうでした。

〇 事業を継続もしくは拡大していきたいという経営者の悩みに寄り添い、資金的な支援を行うことで一緒に経済発展に貢献する。

銀行の社会的使命を具現化するんですね。

でもなかなかそんなことは出来なくて、苦しいのです。けれど、この理想をただただ実行できる時というのがあります。

それが今です。林先生風になってしまい、すいません。。

コロナの感染拡大、過去でいえば、リーマンショック、東日本大震災という日本が苦境に立たされた時、銀行は本来の使命に没頭します。

資金繰りに苦しむ企業支援に全力を注ぎ、収益を上げることは二の次になります。

不謹慎になってしまうかもしれませんが、過去私は、こういった苦境の時が一番銀行員として使命感を持って働けていたことを覚えています。

今、医療関連の方は苦しみながらも日本を支えていただいております。それに比べれば、銀行員は安全な場所から仕事をしているので、比較にはならないかもしれません。

それでも、何とか資金面で役に立ちたいと思って働いている銀行員もいるということを書いておきたいと思います。

銀行が本来の使命だけに没頭できる会社になれば、たぶん私は銀行員を辞めていないと思いますし、やりがい、収入、信用性、あらゆる面で理想の職業になっていたと思います。

一日でも早くコロナが終息し、世の中の苦労されている人たちがまた笑えるようになることを祈っています。







銀行員のあれこれ⑤ ~融資を勝ち取るために必要なこと~

こんにちわ!弁当おやじです。

本日もコロナ関連ということで、銀行から融資を勝ち取るために必要なことを書いていきたいと思います。

まず銀行での融資までの簡単な流れです。これは銀行員目線で書いています。

① 融資の申込を受ける。

② 担当者ベースで、一次判断。断る場合は上司に報告の上、謝絶。進める場合は融資の形態や金利について上司と相談しながら方向性を決める。

③ 稟議を書く

④ 支店長や本部案件であれば審査部と協議しながら、稟議決裁を得る

⑤ 契約、実行

それぞれのタイミングでお金を借りる側がどうすればいいかについて説明します。

まず、一番大切なのは①の申込です。

以下のことについて整理していくと話が早いです。

〇 どんな理由で必要な資金なのか 

いわゆる「資金使途」と言われるところですね。漠然とお金が必要だといわれると銀行員は困ってしまいます。なぜお金が必要なのかを明確にしましょう。例えば赤字資金、人件費支払、仕入資金、設備資金などですね。

〇 いくら必要なのかとその根拠

いくら融資してほしいのか、そして大事なのはなぜその金額なのかを明確にしましょう。銀行は曖昧な金額で融資はしません。例えば毎月の仕入資金が1千万必要で、売上が回収できるまで3か月かかるので、1千万×3か月=3千万が必要、といった感じですね。

〇 返済期間をどうするか、短期なのか長期なのか

どれくらいの期間で返済するかも重要です。実際に借入を返せる期間はどれくらいなのか、実情の沿った形で決めておいて下さい。

〇 借入返済も織り込んだ事業計画

これが最重要ですね。なぜかというと、銀行員が稟議で一番苦労するのが事業計画です。借入返済できる計画であることはもちろんですが、一番難しいのは、事業計画の根拠、妥当性を証明することです。

事業計画は未来の話なので、だれにもそれが100%実現するかは分かりません。それを証明しないといけないですね。

その方法はかなり色々あるのですが、いくつか代表例を書きます。

・過去の実績から証明する。 

これが一番ですね。なぜなら過去の実績で達成したことのあることで証明するので、信用できますね。

・すでに取引先と商談が進んでおり、売上が見込める

これもいいですね。すでに取引が見えているので、極めて可能性高いです。

・社長の経歴

社長が同じ業界で人脈があるのか、経験があるのか、これも重要です。

・これから伸びる業種なのか、出店場所や事業エリアが適正か

業種がこれから伸びるのか、出店場所や事業エリアが適正なのかも非常に重要です。

これ以外にも、証明方法は無数にあります。

大事なのは、客観的に見て説得力があるかどうかです。

なぜかというと銀行の審査は複数の人間が見て判断します。その為、担当が融資したいと思っても、上司も説得しないと融資はできません。特に審査は社長本人には会わないので、書面のみで判断します。

その為、客観的に見ても、借入が返せると思わせることが重要なんです。

②については、借入する側はとくにやることはないです。ただし、金利や借入期間について銀行から色々な条件が出ることがあります。銀行サイドの意見も聞きながら納得する形で方向性をすり合わせましょう。

担保を入れてほしい、預金をいくらしてほしい、○○の取引をしてほしい、とかです。

地銀は特に、融資とセットで色々な取引を提案してきます、注意深くよく内容を見て下さい。

③と④については、審査の過程で色々質問が来たり、追加の書類提出をお願いされたりします。

これについてはできるだけ早く対応しましょう。銀行員は常に5件程度の案件を同時並行で進めることが多いです。担当が仕事を進めやすいようにすることで、結果的に早く融資を取ることが大事です。

同時に、銀行員は限られた時間で多くの仕事をこなさないといけません。なかなか話が進まない、回答がないと思ったときは担当で状況を確認しましょう。

担当が怪しい時は上司を出してもらうようにしましょう。担当が複数の案件を抱えて動けなくなっている可能性があります。

⑤については、銀行から書類を依頼されますので、書類を整えたうえで、契約日、実行日をすり合わせましょう。最終的な条件の確認も忘れないでください。


細かいことはこれからも少しずつ書いていきますが、全体感はこんな感じです。

ご参考にしてください。