銀行員事件ファイル⑥ ~システム障害~

こんにちわ!弁当おやじです。

コロナにより緊急事態宣言が1か月延長することになりそうですね。

補償も進まない中、自粛のみが継続して本当にどうなってしまうのか。。

最近は世の中全体がピリピリしている感じがします。自粛によるストレス、金銭面の不安、将来の不透明感、色々な思いが交錯して、イライラしている人が多いような気がします。

こんな時こそ、思いやりを持ちたいです。その為に心に少しでも余裕を持つべく政府には頑張ってほしいです。

今日は、システム障害の話です。

私が勤めていた銀行では大規模なシステム障害が定期的に起きていました。

近年では東日本大震災の時に大規模なシステム障害が発生しました。

具体的に何が起きたかというと、

振込ができない、顧客情報(預金残高、融資残高)が分からない、ATMも動かない などです。

まずお金がおろせないというのは銀行としては致命的です。。

さらにもっと致命的なのは、銀行が管理している顧客データが見れないので、どのお客さんがどれくらい預金を預けて頂いているのかが分からないことでした。

その時は、苦渋の策として、一人10万円まで、現金でお渡しすることにしました。

1億円預金がある人も10万円しか引き出せないし、逆に預金が0円でも10万円もらおうと思えばもらえる状況でした。

朝から晩まで謝罪し続け、頭を下げ続けたことを覚えています。。

結果として、噂を聞きつけた人の中には、預金が全くないのに、10万円を銀行から貰っていった人がいます。もちろんその後に返してもらえるように、交渉しました。

あと大変だったのは、振込です。

法人だと、月に数百件以上の振り込みを行うことも珍しくありません。それがすべて止まってしまうと、給料が入ってこなかったり、企業の信用問題になります。

解決策としては、近隣の銀行にお願いして代わりに振込を行ってもらったりしました。

システム障害をきっかけに、普段振込を行う銀行を他の銀行に変えられたりもしました。仕方ないことだと思います。

コロナのニュースを見ていると、この当時を思い出します。

人々から余裕がなくなり、些細なことでもイライラしてしまう。銀行がシステム障害を起こせば、ここぞとばかりに、銀行を責めたりします。

こういう時に人間の本性が明らかになるんだと思った記憶があります。

こういう苦境のときでも誰にでも優しくできる人々を私は何人も知っています。

自分もこうでありたいなと思える尊敬できる人々です。

今日はこんなお話でした。





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