銀行員の愚痴⑤ ~本部業務の苦しみ~

こんにちわ!弁当おやじです。

本日は銀行員の愚痴第5弾です。

私は支店以外にも本部業務経験があります。

いわゆる企画業務のようなことをしていたのですが、その苦しみたるや、、すごいです。。。。

一番は労働時間の長期化ですね。当時も電通の過労死問題等があり、長時間労働はやめようという会社方針ではあったのですが、支店は遅くとも19時とか20時には終わるのに対し、本部は10時以降まで残ることは結構当たり前でした。

月間の時間外労働は60時間から100時間くらいですね。

裁量労働制という、何時間働いても一定の残業代しかつかなかったので、本当に苦しかったですね。

銀行はどんどん人員を絞っています。それにも関わらず仕事量は変わらない。

前はそれを深夜まで働いてこなしていたのに、会社が早く帰れと言ったから早く帰れるか。。

帰れるわけがない。。

前に本部に勤めていた人々がよほど無能でなかった限り厳しいです。

その為、その苦しみと引き換えに銀行の本部経験者は出世するといわれています。

ただ、私は、この手の話はうんざりです。本部にいた時は、、

俺が若いころは、朝まで働いて、、とか、俺が若いころは役員とこんな大変な仕事をした、、とかの苦労&自慢話は聞き飽きました。

中二病かよ。。。て感じです。

私は銀行本部経験者として改善の為には次のことが大事だと思います。

① 人数を単純に増やす。今まで2人でやっていた業務を4人にするとか、人員の注入を惜しまない。

② 本部は大変で当たり前という既成概念を壊す。支店でも本部でも帰宅時間は一緒。足りない時間は人員増加で補う

③ 業務をシンプル化する。本部には資料にこだわる職人的な従業員や上司がたくさんいる。わかりやすさ重視で資料は最小限にすることを徹底する。

こんなとこでしょうか。

銀行の中期経営計画を見て下さい。誰でも思いつく内容で、画期的なアイデアは皆無です。

表現方法ばかりにこだわって、本質的な議論がなにもない。。

支店は本部の方針に沿って営業をしますので、これで、銀行はよくなるはずがない。

大企業ならではのスピード感のなさ、他行と足並みをそろえることだけに細心の注意を払う、高い給料に満足し、現状維持しか考えない。銀行は現状こんな感じです。

これでは、今後生き残っていくことは厳しいです。

元銀行員として、銀行が変わっていくことを願っています。





銀行への転職② ~受かりやすい中途採用者の経歴~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は転職話第二弾として、

どんな人が銀行に転職しやすいか、実際に転職した人の経歴から記載したいと思います。

私自身もそうでしたが、一番多いのは、

金融経験者ですね。

銀行、証券、保険会社、リース会社というところでしょうか。

それぞれの業種によって仕事内容は異なるものの、企業文化としては似通っているというところが最大の理由だと思われます。

銀行というのは割と特殊な業種なので、こんなことを言われます。

銀行の常識は世間の非常識。。( ´艸`)

その為、同じ業界のほうが転職した際のカルチャーショックが小さいんですね。

また、銀行の業務分野が拡大、細分化されているところも理由の一つです。

融資でお金を貸す仕事もあれば、ひたすら運用をする人、ひたすら相続関連の仕事をする人、それ以外にも本当に色々な仕事があります。

なので、運用であれば証券会社出身者が強みを生かせるし、相続であれば信託銀行出身者、保険販販売であれば保険会社出身者が強いという点で、採用を強化していますね。

銀行のもう一つの特徴としては、、

銀行というのはゼネラリストが多く、スペシャリストが少ないという弱みがあります。

銀行の業務分野が拡大したせいで、それぞれの業務は浅くであれば幅広くできる(ゼネラリスト)けど、個別分野に詳しい(スペシャリスト)人は少ない傾向があります。

その為、色々な知識、経験を持つスペシャリストを採用して補強を行うんですね。

私自身も企業へ融資をしたくて銀行へ入りましたので、融資は詳しいですが、運用系はまるでダメです( ´艸`)

その為、銀行の業務に関係する経験を持ち、専門知識を持っている人が重宝されます。

本部業務においても、M&A、コンプライアンス、法務の分野等のスペシャリストは中途採用者が多いです。

あと、転職者で多いのは営業経験者です。

他業種の営業経験者でトップクラスの営業成績を出している営業マンであれば、銀行でも活躍できる可能性は高いです。

もちろん銀行ならではの専門知識は習得する必要はあるものの、銀行営業のベースにあるのは人と人とのコミュニケーションです。営業ができる人材は業種の垣根を越えて有能な人が多いです。

その為、営業経験豊富な人は銀行としても欲しい人材になります。

営業経験者であれば将来支店長になれる可能性になれるも十分あります。

先ほどのスペシャリスト採用の人材は、その分野の部署にずっと勤めて、役職が上がっていく人が多いです。

もし銀行に入りたいという人がいれば、自分の経験や知識が銀行のどの分野で役立てるかというのを考えていくと、いいと思います。

是非参考にしてみてください。



銀行員のあれこれ② ~初めての配属による評価~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は銀行員あるあるであり、永遠のテーマである初めての配属についてどう考えればいいか、、です。

実は私は最初の支店配属は地方でした。

正直、行ったこともない地方でしたので、すごく不安でしたが、それでもいざ支店に行くと、優しい人たちが多く安心したことを覚えています。

では人事的にはどうなのか、、という点ですが、結論から言うと

全く気にしなくてよい!!

私も研修で東京に行くと、それはそれは輝かしい名前の店に配属された同期がずらっと並んでいて、私の配属先を見ると、少し冷たい目で見られることも多かったので、

「あー、自分は評価されていないんだ。ツラいなー」なんて思っていました。

確かに最初の配属は採用時の評価で、良い支店、普通の支店、マイナーな支店に配属されると思います。それこそ期待のエース!みたいなやつは良い支店に配属されるでしょう。

でも、銀行歴が長くなると分かるのですが、初任店がいいとこだろうと悪いとこだろうとその後の銀行員人生にはほぼ影響がありません。

良い支店に配属されても、評価されなければ、左遷されますし、悪い支店に行っても、評価されればいくらでも出世可能です。

私の周りではむしろ良い支店で配属でなかった人のほうが出世しているかもな、、と思うほどです。

私が新入社員のときは山手線の内側は勝ち組、それ以外は負け組というようなことが言われていましたが、それは銀行のイロハも知らないひよっこたちが騒いでいただけなんだと後で分かりました。

今まさに、配属先で悩んでいる人がいれば、それは気にしないでいいです。

それよりも目の前の仕事に愚直に取り組んでください。

あえて言うなら、、

どこの支店に配属されるか、よりどの支店長も巡り合えるかというほうが大事です。

支店長も十人十色なので、自分の部下は全員出世してほしい!という熱い思いを持っている人もいれば、使えない奴は知らん!というタイプもいます。

いくら支店が良くても、評価されなければ極めて厳しい銀行員生活となってしまうでしょう。

どんな支店長に巡り合うかはとても大事です。

あと、同期はライバルですが、仲間です。

最初はこいつには負けないという気持ちで仲が悪くなることもあるかと思います。そんな同期をたくさん見てきました。

ただ、銀行員生活は9割はつらいことの連続です。そんなときに同期というのは同じ苦労して同じ悩みを持ってますので、一番話しやすく、救われることも多いです。

仕事を始めて1年もすれば、敵は同期ではなく、直属の上司であったり、お客様であったりします。

その為、同期とは仲良くすることお勧めします。

あとは近い年の先輩を追い抜くことを目標にしましょう!

銀行員の最初の数年間は1年違うと実力も相応違います。

その為、まずは近い年の先輩を目標にし、追い抜くことを目標にしましょう。

これも別に、敵対心をもってやれという訳ではないです。

先輩と仲良くしつつ、そのノウハウを盗みます。

これができれば初任店での高評価はとったようなものです。

今、コロナ騒ぎで、出社すらしていない新入社員も多くいらっしゃると思います。

不安だと思いますが、みんな同じですので、頑張っていきましょう。





銀行の将来② ~10年後の銀行~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は銀行の将来について自分なりに予想をしてその根拠を書いていきたいと思います。

2020年~2023年の予測

〇 各銀行がフィンテック化に本格的に取り組む。

〇 各銀行が大幅に従業員数を減らす。

〇 メガバンクと上位地銀は安泰。

〇 マイナス金利継続により、中位以下の地銀は他地銀との連携や合併について本格的に協議が進む。

今一番の目玉はなんといってもフィンテックです。支店に来る人の数を減らし、それに合わせて従業員も減ります。大きな図体をスリム化して収益維持を目指します。

具体的にはインターネットバンキングのさらなる拡充に加え、アプリの開発により、ワンストップでほとんどの手続きができるようになると思います。いずれはほぼすべての手続きが来店しないでもできるようになるでしょう。

金利についてはマイナス金利が続く可能性は極めて高く、中位以下の地銀は収益状況はさらに悪化し、上位地銀との連携や合併により、生き残る道を模索するでしょう。今も水面下で動いている銀行は相当多いと思います。

というか、この状況で動いていない銀行があったとしたら経営陣は相当無能です。

メガバンク、上位地銀は安泰で、大きな動きはないでしょう。

総括としては、今の状況が続くということですね。各銀行の中期経営計画を見ても、あまり目新しいことはなく、大きな動きは限定的でしょう。但し、地銀については、どんどん動きが出てくると予想されます。

2024年~2027年の予測

〇 他業種の金融業界への参入が本格化し、脅威となる。

〇 中位地銀以下は業績悪化により、淘汰され、銀行の数は減少。

〇 メガバンク、上位地銀は安泰。

〇 マイナス金利は継続。

すでに他業種の金融業界への参入は始まっています、ネットバンクや〇〇ペイとかですね。しかし現在ではまだ銀行の脅威とは言えません。しかし、5年後には銀行にとって本当に脅威の存在となるでしょう。

銀行業務は割とドル箱(稼げる)なんですね。特に振込関連はシステムを構築し、顧客を取り込めれば大きな収益源となります。今は〇〇ペイと銀行が協業するケースも多いのですが、徐々に銀行から独立した形での事業が拡大していくと思われます。

その時に銀行がどれだけ独自のサービスの提供できるかは要注目です。

金利についてはマイナス金利は継続する可能性が高いです。オリンピックという大イベントを控えている今ですら物価は上がらず、お金が世の中に回っていません。企業も内部留保(会社の中に資金をためている)ばかり高く、投資に回っていません。

この傾向はオリンピック後も続き、当面マイナス金利(もしくはゼロ金利)が継続するでしょう。

また最近ではアメリカが利上げしても日本がマイナス金利を維持しました。アメリカが大きく金利をあげた時に、日本はずっとマイナス金利で金利を上げなかったんですね。今までは欧米が金利をあげると日本も金利を上げていました。

その歴史が覆されてしまった今、マイナス金利継続の可能性は高いと思います。

中位以下地銀は5年後には事業継続の可否を判断するでしょう。金融庁も銀行の数が多いと言ってますので、自力で黒字を出せない銀行はつぶれてしまう可能性が高いでしょう。

2028年~2031年の予測

〇 生き残った銀行は収益を維持し、人気の業種に戻る。

〇 メガバンク、上位地銀は安泰。

〇 独自路線で生き残る銀行が現れる。

〇 せめてゼロ金利に戻ってほしい。。。

正直ここまでくると予測は難しいので、希望的観測です。

銀行の生き残りをかけた戦いが今後5年~10年で決着し、生き残る銀行とそうでない銀行がはっきりします。

その結果として、生き残った銀行はまた職業として人気がでるでしょう。銀行はなんだかんだ社会に必要な業種なので、そこまで生き残ったメガバンクや上位地銀は安泰だと考えています。

また独自路線で生き残る銀行もでてくるでしょう。スルガ銀行は不正をしてしまいましたが、独自路線を目指したという点では評価できます。

こうした独自路線を目指す銀行が生き残ったら、新しいビジネスモデルの銀行として称賛されるでしょう。

金利についてはこのころにはマイナス金利終わっていてほしいです、さすがに。。

でもガチで予想するなら。おそらくゼロ金利くらいが現実的かと。。

今日は自分なりに、これからの銀行の将来を予測してみました。自分の予想は10年後当たっているか楽しみにしたいと思います。





銀行員のあれこれ① ~コロナウィルス特別版~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は、コロナウィルスに対する銀行の動きを書きたいと思います。

コロナウィルス、、怖いですね。。

恥ずかしながら、少し前まで、インフルと変わらないじゃん、大したことないし、騒ぎすぎだよ、、と思っていた一人なので、昔の自分を殴ってやりたいです( ´艸`)

さて、銀行の対応についてです。

銀行はコロナウィルスの緊急事態宣言においても、業務を継続すべき業務に指定されています。まあ企業の決済(振込)関係をストップさせるわけにはいかないので仕方ないですね。

先週、今週くらいから、かなり異例な対応しています。

本部では在宅勤務の人数がどんどん増えていますが、これはどの企業も一緒です。

一番驚いているのは、支店の対応です。

人数を半分ずつに分け、交代勤務をやっているところが増えてきています。

これって実はかなり凄いことなんです。

なんでかというと、支店においては、在宅勤務というのは全く意味をなしません。なぜなら家にいてもやることがなんにもないからです。

在宅勤務という名のただの休みになっちゃいますね。でもそうすると有給にする必要が出たりするので、苦し紛れに在宅勤務扱いにしている、、という状況です。

つまり、、単純にいつもの半分の人員で仕事を回しています。入店制限をしたり、休憩時間を設けているところも多いですね。

ただこれって言葉でいうほど簡単じゃないです。

一般のお客様の対応をしている部署でも、業務は多岐にわたります。

新規口座開設、諸届(住所変更、名義変更、解約等)、定期預金作成、運用(国債、投資信託等)、為替(振込)、現金係、相続手続 などなど。

支店における業務は細分化されており、人によりできる業務は限られており、全部の仕事ができる人はほぼいません。。

結果として少ない人員で慣れない業務も行わないといけないです。

個人的には色々なところでお客様の不満が出ているのではないかと思っています。

職員もいつもの倍以上は疲れるでしょう。

聞いたところによると、来店客も普段よりは減少しているものの、一定数の来客はあるみたいですね。

在宅勤務の方がこの機会に銀行に行っていることもあるかもしれません。

元銀行員の立場としては、こういう状況なので、支店の職員もみんな不安な気持ちで一生懸命働いてますので、極力来店しないということと、もしどうしても行かないといけない場合も、状況をご理解いただき、大きな心で見ていただきたいですね。

今はスマホやATMでほとんどの手続きはできると思いますので、是非お願いしたいところです。ちなみに営業を自粛しているところも多いです。高齢者宅に訪問しての運用商品提案や法人に訪問してのセールスも感染リスクは高いですね。

ただ、法人担当は今は忙しいです。

コロナの影響で売上が下がってしまった取引先から大量の融資申込がありますね。保証協会付や日本政策金融公庫での無利子融資がほとんどです。

私が現役行員だった時も同じような状況がありました。東日本大震災の時です。

あの時も震災関連の融資申込が相次ぎました。

あと、意外に大変なのが、融資返済の期限延長、銀行ではリスケ(リスケジュール(計画の変更)の略)と言われます。

予定通りの返済ができなくなったお客様、今だと飲食関連ですかね、から返済額を減らしてほしいとか、返済を待ってほしいという依頼が殺到していると思います。

その為、今銀行員も結構大変な状況だといえると思います。

最後に、、コロナ対策でこうしたらいいと思う個人的見解を書きます。

このままでは、感染者は減少しないし、終息まで長い時間がかかると思います。その為、2か月間は一人当たり10万/月くらいを支給して、企業も含め、営業停止させる。2か月たってもおそらく終息はしていないものの、感染防止を行いつつ、特効薬ができるまで経済維持と感染防止を両面で進める。

なんにせよ、、早くおさまってほしいものです。皆さん辛抱しましょう。。







銀行員事件ファイル④ ~私が見たセクハラ現場~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は私が見てきた銀行のセクハラ現場です。

まず、だれがセクハラをするか、、ですが

ほとんどが支店長です。

これは以前も書きましたが、銀行の支店は支店長絶対主義があります。

その為、支店長は中小企業の社長みたいなものなんですよね。基本的に支店長の意見に反対するものはいないので、周りはイエスマンだらけになることが多いです。

そうすると、調子に乗り、勘違いをしてしまうことが多いのです。

また、銀行は飲み会がかなり多いです。そして飲み会のときには、男性だけでは盛り上がりにかけるので、若手行員が中心に女性陣にも参加をお願いします。

で、大体飲み会の席では、支店長の両隣は女性が配置されるんですね。

自分で書いていて、気持ち悪いなと思います。今となっては古い体質だなと思うのですが、若手時代に先輩に刷り込まれたせいで、当時はそれが当たり前だと思って私もやっていました。

教育と習慣というのは本当に恐ろしい。。

とまあ、こんな感じに支店長がますます調子に乗りやすい環境が整うんですね。

実際に私が見てきたセクハラ現場は色々あります。

一番よくあるのは、お酒の席で肩をもんだり、手を触ったりですね。これは完全にアウトなんですが、一番多いです。

あとは、個人的にやばかったのは、他の行員も見ている中で胸を揉んでいるのを見たことがあります。これは本当にやばくて一気に酔いがさめたことを覚えています。

ほんとドン引き。。

そういう意味では、日常的なセクハラではなく、お酒の席でのセクハラが多いと思います。

そういう懸念がある上司がいる場合、飲み会は絶対に回避しましょう。

あとはカラオケルームの個室に呼んで、、的な話も聞いたことがあります。女性から聞いたので間違いないと思います。

では、その後はどうなるのでしょうか。

私が見てきた中では、軽いセクハラは何事もなかったかのように、翌日仕事をします。嫌な思いをした女性陣は二度と飲み会に来ないですけどね。

あとは銀行には匿名でセクハラを訴えられる電話窓口があるので、そこに連絡が行きます。

そのあとは人事による事実確認(現場にいた人へのヒアリングや普段の仕事ぶり)を行い、クロの場合はだいたい次の人事異動で飛ばされます。

残念ながらセクハラではクビにはなりません。言い方悪いですが、その後も高給をもらいながらのうのうと生き延びます。

中には、事実確認のうえ、飛ばされない場合もあります。まあ女性サイドの訴えが認められなかったんだと思います。

でもその場合のほうが、そのあとがやばいです。

支店長が何をいっても、その女性は無視しますし、もはや仕事になりません。少しして女性の方が通常の人事異動となりました。

私が思う銀行員がセクハラしてしまう理由はこうです。

〇 支店長に権力があつまり、勘違いさせてしまう。

〇 日常はとても忙しく、支店長も行員もストレスフルな状況で働いている。

〇 飲み会の場で溜まったストレスを発散することが多い。

その為、仕事中はセクハラは起きづらく、飲み会の場が危ないんですね。

そういう現場を見てきた経験からすると、セクハラは不幸になります。ストレス発散したければ、夜のお店に行くべきです。女性ももしその場でなったら全力で逃げるか、だれかに助けを求めて下さい。誰か助けてくれると思います。

本日はこんな話でした。



銀行のいいところ② ~街作りに自分が関われる~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は銀行のいいところ第二弾です。

銀行員を長年やっていると、毎日のように、色々な融資案件の話があります。

私が某メガバンクで社会人2年目から法人担当として仕事をしました。

そんな右も左も分からない新人ですら、1か月に1億円くらいの融資をしていましたし、年次が上がってくると、1か月2億~3億円以上のペースで融資をしたりします。

一番多いのは運転資金という日常的に必要となる資金ですが、金額的に大きいのは設備資金といわれるものです。

特に不動産関連の融資はとても金額が大きいですね。

ちなみに話はそれますが、地銀はメガバンクより不動産案件が非常に多いです。それは地銀とメガバンクのビジネスモデルの違いもあります。また別記事でも書きたいと思います。

私が最初に行った大型融資は広大な土地を買い、それを造成(地面を平らにしたり、土を盛ったりすることで住宅を建設できる状態にすること)し、色々なハウスメーカーに販売します。

私は当時地方にいたのですが、社会人5年以内の若造時代です。融資額ですが、、

なんと20億円。。。すごいですよね。。

ここまで大きい案件はそんなにあるわけでないものの、若手の5人に1人くらいは、これくらいの案件に携わっていると思います。まあこれはメガバンクのほうが確立は高いと思います。

これくらいの融資になると、支店長や課長も含めて審査部と戦い、審査の決裁を取ります。とても苦労した記憶がありますね。。非常に良い経験でした。

この案件で何が嬉しかったかというと、

どんどん家が建ってきて、自分が街づくりに関わっているという実感があったことです。

当時は若手で上司からは毎日叱られるような時代でしたので、この経験は自分自身を支えるという意味でも非常に嬉しかったのを覚えています。

家の数は全部で300くらいです。自分が関わった融資が300の家族の生活や人生に関われているというのは嬉しいものです。

この案件は銀行の中でも高い評価をもらいました、もちろん嬉しかったです。

ただ一番嬉しかったのが、融資をしたお客様と一緒にお酒を飲みながら感謝を頂いたことです。

こういった経験が私の自営業への決断にもつながっています。

自分自身が人生において何に喜びを感じられるのかということはとても大事なことだと考えています。

次に社会人5年目以降に関わったのが大型病院の建設資金でした。

その金額ですが、、

25億円です!!

これも一番最初の案件と似ているかもしれませんが、

病院がどんどん出来てくるのは、まるで自分の家が建っていくのにも似たなんともいえない満足感と嬉しさがあります。

そして最初の案件と違うのは、

この病院を通じて、何千、何万という患者さんが病気を治すため、社会貢献ができていることです。

もちろん医者の先生や看護師さんの尽力によるものですが、銀行員というのは勝手なもので(というか私個人かもしれませんが)、まるで自分のおかげだと思い込むことができます( ´艸`)

この二つの案件は非常に思い出深いものです。

ちなみに私が手掛けた融資の中で一番金額が大きいものは50億円くらいです。当然非常に大きな案件でしたが、街に自分が関わった案件であったこの2つの案件を超えるものではありませんでしたね。。

この2つの案件を行っているときは、普段の数字に追われる自分から解放されるという点も大きかったです。

理由としては、

〇 この案件を仕上げれば、自分の目標数字が達成できる。

〇 自分の銀行員人生でもなかなか出会えない案件だと本能的に理解しているので、銀行員として純粋に仕事に取り組める

もし、こういう案件にずっと携われる環境があれば、そんな幸せなことはなかったと思います。

よく銀行を志望する理由として、海外の大型プロジェクトファイナンスに携わりたいという人がいます。例えば鉄道や橋とかインフラに関わる大型融資のことですね。

当然やりがいはすごくあると思いますが、私のように、国内でも十分にやりがいのある案件には出会えるということだけ最後に書いておきたいと思います。





銀行員の愚痴④ ~マイナス査定文化~

こんにちわ!弁当おやじです。

今日は、銀行のマイナス査定文化について書きたいと思います。

マイナス査定文化とは??

よく言われているのは、【銀行は一度失敗すると取り返しがつかない】【一度出世コースから外れると一生そのまま】とかですね。

では本当にそうなのか?というと、、

8割はその通りですが、例外もある!

まずここで難しいのは失敗の定義です。何をすると失敗なのか?

例えば日常の仕事の中で、お客様から苦情を受けたとします。これは失敗にはなりません。日々仕事をしている中で、事務でミスもせず、お客様から一度も苦情を受けないということは、人間である限りほぼ無理です。

私は某メガバンクで10年以上、第一選抜(出世コースの先頭集団)にいましたが、細かいミスを含めれば、その数は数え切れません。

お客様から苦情を受けたこともありますし、他の銀行に出し抜かれて、数億円の貸出を奪われてしまったことさえあります。それでも評価としては問題ありませんでした。

じゃあ失敗って??

それはずばり、支店長に評価されないことを言います。

私が見てきた銀行員の失敗の中にも、許されるミスと許されないミスがあります。

仕事上のミスにもいろいろな背景があります。

許されるミスとしては、、

単純に知らなかった(新人あるある)、一生懸命やっていたがお客様との相性が良くなかった。わざとやったミスではなく、やむなく起きてしまった。 とかです。

では許されない(支店長の信頼を失う)ミスとは、、

やるべきことをやらず、意図的に隠していた(上司に報告しなかった)。やってはいけないことと知りながら、わざとやった(大半は実績の為)。同じミスを何度も繰り返す とかですね。

同じ仕事をする仲間として、やるべきことをやらず、それを報告もせず隠蔽しようとする人は当たり前ですが信頼されません。

逆にミスをしてしまっても、真摯に反省し、次は同じミスはしない。なんとか実績で取り返してみせる、という担当は信頼を失うことはありません。

銀行は一つの部署に2年~5年ほどいます。その間に上司が入れ替わるのですが、真摯に仕事をしていれば、よほど意地の悪い上司でない限り、バツがつくことはありません。

但し年次が上がってきたときに、実績が上がらないとバツがつくことはありますのでご注意ください。

銀行員人生で上司となった支店長が全員高評価をしていれば、それは出世コースに乗ります。逆に一人でも低評価、バツをつける人がいればその人は出世コースから外れます。

ただ、繰り返しになりますが、真摯に仕事をしていれば、バツがつく可能性は低いですし、数字も上がるものです。その為、銀行のマイナス査定文化は世間で言われているほど変ではないと思います。

次は例外事例です。

若いころは真面目に仕事をしていなかったとか、意地の悪い上司にあたった等の理由でバツをつけられてしまうことはあります。

それでも、そのあとに良い支店長にあえば、出世コースに戻れることがあります。

本当のトップ集団には戻ることは難しいですが、ほぼトップ集団と変わらないところまで行く人は時々います。

ここ数年、そしてこれからについては、どんどんそういう人が増えていくと思います。なぜならそういうことをしていかないと、支店長のご機嫌取りが重要視され、本当にお客様目線での仕事ができなくなってしまうからです。

どの銀行でも積極的な挑戦を推奨すると経営陣からメッセージも出ていますので、少しずつかもしれませんが、良くなっていくでしょうね。

個人的な経験としては、出世コースから外れて、そこから出世コースに戻ってくる人は本当にすごいです。苦労している分、人間力もついて、知識も豊富な方が多い、やはりそういう人が評価される会社にしないといけないなと思っていますし、尊敬できる人は順調に出世コースを歩んでいる人よりも苦労している人のほうが多いですね。

私が一つ言っておきたいのは、

【出世している=仕事が優秀】とは限らないということです。

銀行の評価は前の記事でも書きましたが支店長の評価によるところが大きく、客観的評価が受けづらいです。その為、なんでこの人が出世しているんだろう?とか逆になんでこんなに仕事ができるのに出世していないんだろうという人がいます。

他の会社も同じかもしれませんが、人の評価によるところが大きいのが銀行の特殊なところではあることは間違いないと思います。





銀行への転職① ~メガバンクと地銀の違い~

こんにちわ!弁当おやじです。

前回、就職の話を書いたので、今回は転職の話について書きたいと思います。

私は某メガバンクから地銀に転職しました。理由としてはプライベートなもので、地元に根差した仕事場へ変えたいと思ったことがきっかけです。

銀行の序列としてはざっくりこんな感じかなと思います。

政府系金融機関(日本政策金融公庫、農林中央金庫等)≧メガバンク>地銀>信金>その他組合等

政府系とメガバンクは好き嫌いもありますし、採用人数もかなり違うので単純な比較はできませんが、銀行の中ではこの二つで上位ですね。

私はメガバンクと地銀の2つを経験していますので、二つの印象と、良いところ、悪いところを言います。

メガバンク:

組織が大きい。給与は良い。人のレベル高い。パワハラセクハラには敏感であり少ない。全国転勤あり。取引先の規模が大きい。

地銀:

組織が小さい。給与は銀行毎に大きく異なり、トップクラスはメガバンクには若干及ばないが高給。下位のほうは世間の平均的な給与水準+αくらい。パワハラセクハラはかなり残っている。全国転勤なし。取引先の規模が小さい。

私が転職した理由は全国転勤の有無です。たぶんこの理由は結構多いはず。

メガバンクでは実例でこんな人がいました。

配属先:大阪→名古屋→東京→東北→大阪と転勤のたびに引っ越しが必要。ここまでの事例は珍しいですが、メガバンクにいると2回ぐらいは東京以外に行くと思います。

一人暮らし、夫婦のみであればいいですが、子供ができるとなかなか人生の選択として悩んでしまいますね。

私もそうですが、最近は家庭第一という人も多いと思います。そんなときに会社からの命令で2年~最大5年も家族と離れることは結構人生を変えてしまうと私は思っています。

地銀で給与が低くとも、十分な生活は送れるので、そういう選択もありですね。

取引先の規模は結構違います。メガバンクは最低でも売上5億くらいはないと基本的に相手にしないことが多いですね。地銀は売上数千万円の取引先も多いです。

もし、大企業相手に仕事したいとか、何十億、何百億の仕事がしたいのであればメガバンクのほうが良いです。メガバンクに勤めていると、そういった仕事に出会える可能性はかなり高いと思います。

私はメガバンク→地銀と転職したので、そういった部分は物足りないところがありました。

あとは皆さん気になるパワハラセクハラですが、

地銀のほうが根強く残っていると言えます。

地銀はたたき上げ、体張ってナンボの精神があります。その証拠としてパワハラを絶対しないような素晴らしい上司でも、数字を上げるために多少のパワハラは必要悪だと考えています。

メガバンクも同じ考えはありますが、メガバンクはそれ以外の方法で数字を挙げる方法を考えます。必要なのは指導であり、パワハラではないと考えている人が多いですね。

よく誤解があると思うのですが、

本当は部下としっかり話し合って、ダメなところは指摘し(叱り)ながらやっていくことが必要であり、大声で一方的に罵倒する必要はないんです。

ここをわかっていない銀行員は地銀に多いと思いますね。

他の記事でも書きましたが、本当にお客さんと真摯に向き合って長い取引関係を築くことが中長期的な銀行収益につながるものであり、パワハラをして今日一日だけの収益を上げる体制は変えないといけないと思います。

私の理想は、給与が良くて、パワハラも少なく、家族とずっといられる銀行だったのかもしれませんね。。そんな銀行はありませんでしたね( ´艸`)

メガバンクも地銀も給与は良いですが、それ以外の条件を満たしませんでした。

その結果、自営業に転身しました。給与は自分自身の努力次第ですが、そこを頑張れば、私の理想条件を満たせるので、そういう選択を行いました。

新卒、第二新卒、30代、40代それぞれで見える景色や考えは変わっていくと思います。

銀行への就職、転職を考えている方は参考にしてくださいね。







銀行への就職 ~面接で重要視されること~

こんにちわ!!弁当おやじです。

本日は10個目の投稿ということで特別編ですね。

私の就職活動の体験談と、採用サイドの面接官の経験を踏まえ、就職のときに大事なことを書きたいと思います。

転職の話もまた後日書きますね。

たぶん就活生からすると面接官サイドの意見が聞きたいと思うのでそこ中心に書きます。

まず、面接の全体感です。

銀行の面接はだいたい3、4回面接があります。最近はグループ面接も増えていますが、ここでは個人面談の事例を書きます。

一次面接は周辺の支店から、優秀とされる現役行員が指名されて面談します。

採用のプロではないですが、大量の面談をこなすために、選抜されて人事部の代わりを務めます。

面接時間は30分~45分くらいですかね。終わったら30分くらいかけてその人の評価を行います。一日に最大で7人~8人面談を行うこともあります。

全部の面接を終えると、、

すべての面接者を一位から最下位まで順位付けを行います!!

これが難しい。一番最初の面談者と最後の面談者では正直記憶もやや曖昧となってしまう部分もあり、そこで重要視されるのは

話の内容ではなく、全体の雰囲気、印象です。

この人とはきっと銀行で一緒に働けるな、と思えると高評価ですね。

就職活動の面接なので、皆さん、それなりのエピソードは準備しています。

「しっかりとした学生時代を送ってるな」という方が大多数ですね。

確かに私も就職のときは、ろくでもない学生時代でしたが、それなりの話を用意していった記憶があります。

本当にすごいエピソードを持っていない限り、そんなに大きな差は出ないです。

それよりも、質問の意図をしっかり理解できているな、とか、会話のキャッチボールがスムーズであることが大事です。

用意しておいた回答を一方的に話すことはマイナスなので気をつけて下さい。

銀行員として重要な能力は主に2つです。

①周りと(お客様含む)コミュニケーションをうまく取れること

②自分の芯をしっかりと持っていること、自分の意見をしっかり持っていること

コミュニケーションの部分は面接で大体わかってしまいます。

じゃあ、具体的にどうすればいいの?という話ですが、

普段から人の話をしっかり聞く癖をつけて、相手の意図をくみとれるように経験を積むことが大事です!

曖昧で難しいな、と思われる方は、まずとにかく相手の話をしっかり聞くことを意識してください。そういった基本的なことがとても重要です。

あとは面接に本気で取り組んでください。面接官も人なので、この人は一生懸命面接を受けてくれているなと思うと採用したくなります。

この一次面接の結果を受けて、次の面接に進みます。

二次面接から最終面接直前は支店長クラスもしくは人事部が面接します。

彼等は長く銀行員生活を送っているので、銀行のつらいところも理解しているベテランか、採用のプロです。

二次面接以降では何が重要か。

〇ストレス耐性があるか。

〇話全体がロジカルでつじつまがあっているか

1つ目ですが銀行は決して楽な仕事ではないので、ストレスはあります。過去の経験からストレス耐性があるのか、もしくはその覚悟があるかは見られます。聞かれたら全力で大丈夫です!とアピールしましょう( ´艸`)

2つ目ですが、銀行員の職業病として、話がロジカルであるかは気になってしまいます。

例えば志望動機は、海外のプロジェクトに携わりたいと言っているのに、英語は苦手で全く勉強していないとかですね。これから勉強します、は最悪の回答です。

言っている内容に一貫性があることは重要です。学生時代なら聞き流してしまうところかもしれませんが、銀行員は、違和感を見つけるのが仕事のような部分があるので気を付けて下さい。

対策としては、想定される問答を整理して、一貫性があるか必ずチェックして下さい。

ここを突破すれば最終面接ですね。

最終面接で大事なのは、その会社に入りたいという気持ちを出すことです。

最終面接は、ほぼ内定は決まっていて、最終チェックという側面が強いです。変なことをしない限り特に気にすることはないでしょう。但し、その会社に入りたいという意思は、明確に示してください。

では実際に私の就職のときに行ったことを書いておきますね。参考にしてください。

①学生時代のバイト、サークル、その他なんでもいいので、学生時代にこんなことをやっていたとできる話を用意する。

人と関わる系のエピソードがあれば理想。上に書きましたが内容はそんなに重要でないのでスムーズに話せること、質問の内容にあわせてカスタムできるようにする。

具体例:エピソード【飲食店のバイトを4年続けたこと】

質問:学生時代頑張ったことは何ですか 

→ 飲食店のバイトを4年間続けたことです。

質問:銀行への志望動機は何ですか 

→ 飲食店でのバイト経験においてオーナーがお金のやりくりで大変だという話を聞き、企業における金融の重要性を知りました。その経験から中小企業を支援できる銀行員になりたいと考えました。

質問:自身の長所を教えてください。

→ 飲食店で4年バイトを続けました。その為、お客様とのコミュニケーション能力や苦情に対応するストレス耐性は高いです。また一つのことを続けることには自信があります。

これは一例です。すべて質問に飲食店のバイトを絡ませるのはダメですが、こういったエピソードを2つ3つ用意してカスタムできれば十分に面接は乗り切れると思います。

具体例と実績があるので、信用できる人に見えますよね。

②自分の中の志望動機を明確にして、厚みを持たせる。

志望動機というのは就職において大切です。自分の中でしっかりと理由付けをしておくことは大事です。

ちなみに私の志望動機は【色々な企業のトップと会える】でした。

ここから事前準備で理由付けをします。

【色々な企業のトップと会える】→【自分は社会人として未熟な為、色々な人の話を聞いて成長したい】→【企業のトップは人生経験豊富で魅力がある】→【若手のうちから企業の社長と会えて話ができるのは銀行くらいなもの】→【会える理由は金融が企業活動においてとても重要な為】→【金融、銀行が社会的に重要な使命を持つ】

これはほんの一例ですが、こういったことを行うことで、志望動機に厚みが出ます。

面接の中でちりばめることで、この人は良く考えているなという印象を与えることができ、人として信頼感が生まれますね。

この2つを押さえることで、面接通過率は格段にあがるんじゃないかと思います。

是非参考にしてください。