こんにちわ!弁当おやじです。
本日は最近ニュースなんかでよく見るけど、なんかよく分からない【コミットメントライン】についてです。
ニュース記事なんかでは、某大企業が銀行に対して、融資を依頼し、コミットメントラインを組成、、なんて感じで載ってますね。
コミットという言葉は少し前の某フィットネスクラブで流行りましたね。結果にコミットする、、というやつです。

コミットとは約束する、確約するという意味があります。
また、ラインとは枠という意味です。
コミットメントラインを訳すと、確約した枠になります。
なぜ今、コミットメントラインは増えているのかいうと、、
大企業で、今すぐにはお金はいらない、手許現金でなんとかやりくりできるんだけど、コロナの影響で数か月後には資金が足りなくなるかもしれない。その時に備えて、いつでも借りれる融資枠をつくっておこうということです。
コミットメントラインのメリットは次の2つです。
〇 一度コミットメントラインを作ってしまえば、その期間中(大体が1年)はどんなに業績が悪くなってもいつでも借入できる
〇 すぐに借入をするわけではないので、金利負担を抑えられる。
銀行というのは雨のとき傘をささないと言われるように、業績が悪化すると、とたんに融資が出にくくなります。赤字企業に融資を行うのは非常にハードルが高いです。
その点、コミットメントラインは、どんなに赤字になっても、いつでも借入できるというメリットがあります。
また、あくまで借入できる枠をつくるだけなので、今すぐには必要ない企業にとっては、余計な金利を払う必要がないのもメリットです。

ただし、デメリットもあります。
〇 手数料がかかることが多い(枠の金額×1~3%程度)
〇 借入をしない金額に対して、手数料がかかる(使わない金額×0.2~0.5%程度)
銀行としては、どんなに業績が悪化しても一度決めた金額まではいくらでも融資します、と約束する為、リスクは高いです。その対価として手数料がかかります。
もし1000億のコミットメントラインを組成した場合、手数料が仮に1%だとしても、10億円手数料を払う必要があります。
また、たとえば1000億のうち、200億しか使わない場合、残りの800億に手数料がかかります。800億×0.2%×期間になるので、1年間ずっと200億しか使わないと、800億×0.2%×1年=1.6億円も払わないといけません。
その為、銀行ではコミットメントラインは、代表的な儲かる融資形態です。リスクを負う代わりにがっぽり手数料をもらうわけですね。
その為、手数料の交渉は企業、銀行ともに激しい交渉が行われます。皆さんもコミットメントラインの組成のニュースを見たら、背景にそんなことがあると想像してみると面白いかもしれないですね。
今日はこんなお話でした。
